一足早い冬支度 in fiveone

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おはようございます。

お盆休みも終わり周りは仕事モードの中。私は一人遅い夏休みを取っております。

何が何でも行きたかったところがあったのですが、不可抗力のイベント発生により行けず。。。それだけが唯一心残りです。

そんな休み中に、行きたかったひとつの場所に東京ジェンツのメンバーと遅い暑気払いを兼ねた打ち合わせに行って参りました。

東京は鶯谷にある「あじとよ屋」さん。

鶯谷と言えば令和になった今も昭和の香りを色濃く残す街。何よりも、東京ではラ◯ホテルのメッカ♡。

色々な意味で想い出が詰まっていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。(笑)

そんな鶯谷の街で超おススメのお店が、このあじとよ屋さん。料理がどれも絶品でありながらも非常にリーズナブル。

今回お目当てに伺ったのが、オーナーさんオススメのこちら。

フォアグラレバーの白レバーパテとブルーベリーソース。

レバー特有の臭みは一切なく脂っこさもなし。それでいて濃厚な甘みのフォアグラレバー。

ブルーベリーソースを足すと酸味と合わさって絶妙な甘みに様変わり。バケットが進み過ぎて、気づくとバケットを30個以上は追加しておりました。

食事は2、3回行っただけでは全て食べきれないほどたくさんあるメニュー。どれを頼んでも全て美味しいんです。お酒も他にはなかなか置いていない焼酎や日本酒があって、手頃な価格で楽しめるのでお近くに行かれた方は是非遊びに行ってみてください^_^

さて、お題に戻しまして。

今季は絶対にしたいと思っていたのがコートのオーダー。

はい。いつものように動機から。文章長めになりますがすみません。m(__)m

①コートも着丈、袖丈などなどのサイズ問題がある

②好きな色柄の生地を見つけるのが大変

③定番の形でいいコートを持っておきたい。

細かい理由を言えばキリがないですが、大きな動機としてはこのあたりです。

まず、①について。

今のドレス用コートは、数年前の膝上丈でビタビタのタイトなフィッティングから変わり、様々なレングスやフィッティングのコートの提案がなされています。

これ自体私としては歓迎で、チョイスする楽しみは増えたのですが、それに比例して難しくなるのがサイズ感。好きな色柄のものだとサイズ感がなんか違う。逆もその然り。と、ここ数年、コートのサイジングはやや難民状態だったのです。

次に、②について。

これは①とクロスオーバーするのですが、数あるデザインの中で自分の好きなフィッティングのもの、色柄のものを見つけるのはなかなか難しく、これを取るとあれを妥協しなければならない。と、なかなかピンポイントでいいものに出会えなかったのもひとつの理由です。

そして、③について。

私の好きな色のひとつがブラウン。実はブラウンってありそうでなかなか見つけられない色なんです。あってもペラペラの生地だったり、トレンド性が強いデザインのものだったり。コートはジャケットなどと違い、流行りがあっても長く着たいアイテムのひとつ。なるべくなら定番の形でブラウンのコートを持っておきたいのですが、定番の形でブラウンって意外と見つからずなんです。

それならいっそオーダーしてしまえ。いつもの発想です。

はい。早速オーダーしてきました。

ショップは、春夏で初めてお世話になったFIVEONEさん。

というのは、今季の春夏のスーツを作った際に、スタッフの泉さんからオススメされていたんです。

定番のポロコート。

インバーテッドプリーツなどのディティールも抜かりなく抑えられていますね。バックベルトの幅もちょうどいい塩梅です。

次にラグランスリーブのベルテッドコート。

トルソーの肩の形が張っているため、角ばって見えますが実際に着るとラグランスリーブらしく綺麗に肩が落ちてくれます。

ポロコートやベルテッドのラグランスリーブのベルトテッドコート。数あるドレスコートの中でも私が大好きなモデル。

元々作るならこの二択だったのですが、サンプルを試着してベルテッドコートに即決。

というのは、ポロコートだと私にとってはオフに着るにはちょっと肩肘張り過ぎてしまうので、オンオフ気楽にラフに着られるベルテッドコートに決定。

ベルトを巻かずにポケット入れてラフにガバっと着たり、思いっきりウエスト締めて気取って着たり、いろんな着方を楽しめそうです。

ラグランスリーブでベルテッドはここ数年また多くなってきましたが、これはこれで定番のデザインなのでそれも決め手のひとつです。

さてさて、デザインは決まったところで次は生地選び。

と、ここからまた長くなってしまうので、ひとまず今回はここまで。

この生地選びが最も好きな工程の1つなんですが、最も頭を悩ませられます。。。

実はコートを選ぶならここのブランド!と決めていたのが、

イタリアの三大ミルのひとつLoroPiana、

サルトリア御用達のボローニャのマーチャントDrapers。

他にもハリソンズ、ポーターアンドハーディング、マーリングエヴァンスなどの英国生地もウェイトもあってハリコシも良く本格的でいいのですが、重いコートは個人的に苦手でして。。。、

と、ここからがまた長くなってしまうので、今回はこの辺りで。

次回は、そんな楽しくも悩ましい生地選びについて書きたいと思います!

ではでは、今回もありがとうございました!

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