佐藤テーラーで秋冬のジャケットをオーダー

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おはようございます。

街中ではクリスマスソングが流れ、街中では幸せそうなカップルを見かけることも多くなり。自らの若き日の、ほろ苦くも甘酸っぱいクリスマスを思い出し、少しセンチな気分にもなる今日この頃です。

さて、ご存知の方も多いかも知れませんが、この私、スーツ、ジャケット、シャツなどのアイテムの多くがオーダー(所謂、フルビスポークではなくパターンオーダー)のアイテム。そんな私がかれこれ8年前に門を叩いてから今までどっぷり浸かってきたのが佐藤テーラー。

今回は、私が仕込んだモノと、同社の復活のPRも兼ねて書かせていただければと思います。

実は先の大型台風で、福島県は本宮市にある縫製工場が完全水没してしまったとのこと。

正直ここまでになるとは誰も予想していなかったそうで、工場の機械から布生地に至るまで完全に水没してしまったそうです。いっときは再稼働も危ぶまれたそうですが、今は見事に復活し、既にオーダーの受注も再開しているとのことで、社員の方々のマンパワーには脱帽です。

そんな佐藤テーラーで今季も漏れずに既に仕込んでおりました。

それがこちら。

イタリアはナポリのマーチャントARISTΩN。

生地はウール30のカシミヤ70のトロットロのジャケット生地。

散財診断士メンバーからは、ナオキさんはえらいど派手なの行きますねーと、褒め言葉なのかdisられてるのか分からない言葉を頂きました。(笑)

極太のストライプが広ピッチにドン!ドン!。オラオラどうだ!!と言わんばかりの自己主張。

昨今のクラシックなんちゃらのトレンドとは真反対で、イタリア臭満載です。恐らくトレンドセッター側が言うところの古臭いものの一つです。でも好きだからいいんです。(苦笑)

メンバー全員がそうなんですが、アンチトレンドでもなければ、トレンドチェイサーでもないんで、単純に着たいものを着る。

さて、伺ったのはいつも使っている銀座店ではなく代々木店。

というのは、代々木店の店長が入社したての頃から知っていて、店長になった初めての店舗ということもあり、単純に応援してあげたいからというのが理由です。明るく人懐っこい性格で、好奇心も旺盛でスーツの勉強も熱心で話し易く、いい意味で敷居を低くしてくれる店長なんです。

店内の様子。

バンチブックはそこまで多くはありませんが、必要にして十分。ボリュームゾーンのバンチブックは抑えてあるので、普通のジャケットやスーツを作るのには問題なしです。

待ち時間にも退屈させないようにと、一通りの雑誌類も揃っているので、待っている間にイメージトレーニングするのもアリですね。

ちなみに、こちらの本。

今までに数え切れないくらい読んだであろうこの本。何回読んでも見飽きず、読むたびに心が癒されるこの本。こんな本を置いてしまうのも私が店長を好きな理由の一つ。

それにしても、こんな猫のような結末になりたいものですね。(笑)

さて、話戻しまして、今回のこのジャケット生地。

単品で見ると色合いや柄は好きなのですが、これだけ主張が強い生地だとまぁ扱いづらい。パンツは何合わせるの?って真っ先に思い浮かぶんです。

グレーのパンツだとやたらブルーのストライプが際立ってしまいますし、かと言ってベージュのコットンパンツでは野暮ったくもなりそう。ホワイトパンツは合いそうですが、一歩間違えるとド派手なスタイリングになってしまいます。

ここで敢えて店長に振ってみたところ、店長からオススメされたのがこの組み合わせ。

ネイビーを合わせるコーディネート。

ブルーのストライプと同系色にすることでややコンサバティブな雰囲気になり、色の散らばりや個性が強いストライプの主張も、ダークトーンで抑えらるのでこれには大賛成でした。

この辺りの感覚って結構ありがたいんです。単純に色柄素材の良さで勧められてもトータルコーディネートがうまくいかなければ意味がなくなってしまいますし、トンチンカンな提案をされても逆に購買意欲が薄れてしまうからです。

店長が引出しを持つために、日頃から色々なショップなどを見て回ってコーディネートの仕方を勉強しているとのことで、そう言った点も店長を応援している理由の一つです。

裏地に関しても店長にお任せ。チョイスされたのはネイビーかブルー。間違いないですね。ここで遊ぶ必要まではありません。

こちらは、デフォルトのキュプラ裏地でオプション料金なしです。

そして、今回拘ったのがボタン。

元々佐藤テーラーではナット、水牛ボタンはデフォルトでオプション料金なんてかからないのですが、良くも悪くも真面目なボタンしかないのです。

普通のスーツやジャケットであればデフォルトのボタンで十分なのですが、今回は柄や素材の個性が強いため、それに負けないボタンをチョイスしたいと話したところ、こちらの画像のボタンをオススメしてもらったのです。

ちなみに、こちらのボタンは有料オプションです。取り寄せになり、どちらの店舗も普段は置いていないそうなので、事前の問合せが必要とのことです。

この09番のようなボタンの縁の焦がされた、焦がしナットボタンて大好きなんです。イタリアのブランドに良く見る雰囲気で、今回のザ!イタリア的な雰囲気の生地との相性も良さそうです。

ただ残念なことにこのボタンはすでに生産終了とのことで在庫なし。泣く泣く別の同等の焦がしナットに落ち着きました。

そんなこんなで、完成したのがこちら。

すでにインスタグラムにアップしているので見たことあるかもしれません。

うーん。我ながら大好きな雰囲気です。思ったよりは派手にはなりませんでしたが、街中で着ているとまぁ目立ちます。(笑)

ネイビー系のパンツとの相性も抜群。シャツは白やブルーもいけますし、思っていたよりもブイゾーンも作りやすそうで安心しました。というよりめっちゃ気に入っております。

流石に着る場面は限られそうですが、長く着たい一着がまた出来あがりました。

ここで、今回店長に色々無理言って頑張ってもらったこともあり、お礼的に店長のオススメの生地をご紹介。

まずこちらが、アリストンのブルーのスーツ生地。少し遊びがある分、ジャケット単品で使ってもいいと思います。スーツにすると派手になりそうですが、チェックが同系色なので、ネクタイをネイビーの無地を使ったりすればうまく馴染んでくれそうです。

次にジャケット生地がこちら。

こちらもアリストンの生地。やや明るめのブラウンの生地ですが、どうしても秋冬の色合いはダークトーンになりがちで、コーディネートも地味になりやすくなってしまうと思います。これくらい明るめのブラウンをグレー系のパンツやデニムと合わせて着るのも個人的には好きです。

他にもバンチブックからの店長のオススメがこちら。

私の好みもかなり入ってしまいましたが。(笑)店長オススメのこの生地気になった方は是非!

今回は見栄えよくするために、柄物色物で絞ってもらいましたが、本来は真面目なスーツ屋さん。こんな色物や柄物ではなく、もっと真面目な、ビジネスでしっかり使える生地の方がめっぽう強いのでご安心ください。店長本人の手持ちのスーツはこれでもかというほど無地のネイビーばかりで、無地系の真面目なスーツの方がむしろ得意のようです。(笑)

と、そんなこんなで、私が日頃お世話になっているショップの一つ佐藤テーラーさん。

思いもかけぬ災害に遭われ、今は逆境かも知れませんが、これを機にまた大きくなってもらえたらと願っております。

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