おはようございます!
なおきです!
毎年一番悩むのが春夏のジャケット。
日本は猛暑があるため春夏のジャケットは着られる期間が短いですよね。
単純に春夏オンリーって割り切ってしまえば楽なんですが、ワタクシ、貧乏根性から、9月と10月の谷間の季節にも着られることを想定して生地を選ぶことが多いのです。
そして、着る期間を考えると、着始めるタイミングも3月の下旬には合わせたいところ。
2月上旬に生地バンチが揃うことを考えるとかなりタイトな日程でチョイスせざるを得ません。
そんなタイトな日程の中、今年の2月上旬に即決した生地がこちら!
イタリアはボローニャのマーチャントの生地メーカー、ドラッパーズ(DRAPERS)の生地です。(※ブランド紹介は割愛させてくださいませ。)
さらに、この生地、ドラッパーズのオーナーのドメニコ・ローリーさん自身が、そのシーズンだけにしか展開しない生地をセレクトした、ちょっとだけエクスクルーシブな生地の一つなんです。
というウンチクはともかく。
ここ数年ストライプ柄のジャケットはチェックしていたのですが、いまいち刺さるものはなく。また、チェック柄に傾倒してきた私にとってこのストライプは完全にドンズバでした。
生地のカラートーンも青と茶が好きな私にとってはたまらない配色です。
画像だと伝わりづらいですが、ベースのネイビーは、織り感と相まってリジットデニムのような雰囲気なんです。
そこに、霞んだ雰囲気のホワイトストライプ。それをボカすかのように挟み込むブラウンストライプ。この絶妙なコンビネーションに完全に魅了されてしまいました!!
何より、どの既製服やオーダー用の生地にもまず見ないデザイン!というのも大きな決め手。
どうせ作るなら人と被りたくないって思う天邪鬼なんです。。。
ところで、この生地のウェイトは230g。盛夏用のスーツ生地でもだいたい240g前後なのでやや軽めの生地です。
混紡は、ウールが38%、シルクが34%、リネンが28%と、数字だけみるとウールとシルクの割合が多く、割としなやかな生地かと想像しておりました。
しかし、仕上がってみると、リネンの張り感が強めでシャキッとした風合いで、仕立て方も関係してくるのか分かりませんが、思ったより固めの生地だったのはびっくりしました。
この辺り、着慣らしていくうちにしなやかになりそうなので、そんなエイジングも楽しみたいところではあります。
置き画下手くそですみませんm(__)m
型は今一番ハマっているダブルブレストをチョイス。(メンバーのトモ・クルーズの第1話が参考になります。)
ストライプ柄の主張の強さとダブルの主張の強さでかなりアクの強いジャケットになってしまいましたが、シンプルな装いの春夏なのでそれもアリとします。 苦笑
ちなみに、このジャケットに合わせるのに、ボタンを焦がしナットに変更。
画像が粗くちょっと分かりづらいですね。 汗
ボタンの蓋が焦がしたような雰囲気になっています。
全貌は、コーディネートを含めてインスタや次回に回させてくださいませ(^^)
この生地ならネイビーが明る過ぎないので、なんとか10月の中旬くらいまで粘りたいところです 笑
さて、この生地、色違いもラインナップにあり、グリーンベースとブラウンベースがあります。
一つ目にグリーンです。
落ち着いたグリーンなので、インするシャツの色も選ばず汎用性は高いように思います。また明る過ぎないので、晩夏から10月初旬くらいまでは使えそうです。
カーキ色のパンツでワントーンに纏めてみるのも面白いかも知れません。
続いてブラウンです。
ベースが暗めのブラウンで、ストライプが落ち着いたグリーンなので大抵の色は合わせやすいかと思います。
同じく、ブラウンパンツでコロニアルはカラーリングもカッコいいかと思いますが、ちょっと暑苦しく見えてしまいそうですね。。
どちらのカラーも、パンツは、ライトグレーからミディアムグレーのリネンやフレスコの素材感のあるパンツであればマッチすると思います。
また、ベージュトーンのコットンパンツやリジットのデニムパンツなんかも素敵だと思います。
とはいえ、、、、
こんなストライプジャケットをビジネスで使える方はほとんどいませんよね 汗
また、ストライプ柄なんて非常に使いづらい柄だとは思います。
ですので、着られるとしてもドレスコードが緩い会社に勤める方やオフでの利用が前提でのオススメです。
私はチェックが大好物ですが、いい加減食傷気味になっており、かといって無地だけで雰囲気を出せるほどの上級者でもありません。
私と同じようにチェックに飽きた方、また、新しい柄にトライしてみたい方、是非検討してみてください!
ちなみに。。。
後から気づいたのですが、グリーンのバージョンが、某ミルブランドから出されており、そちらの値段はもちろん 泣泣 マーチャントから選ぶ以上仕方ないですね 笑
なにはともあれ、青が無くて一安心でした。。。
今後、シーズンが本格化したら色々なコーディネートを試してみたいとおもいます!その時はまた改めてご紹介させてください(^^)
最後にこのドラッパーズの生地、イタリアのマーチャントらしい綺麗な発色の生地が多い印象です。
目に付いた生地をほんの少しだけご紹介しますね。
チェックの柄物ですが、柄物に限らず、無地も含めてどの生地を見ても目移りしてしまうくらいいい生地ばかりですので、見ているだけでも楽しくなってきます。
春夏のドラッパーズ。オススメです!
ではでは、ちょっと尻切れトンボになってしまいましたが、今回もありがとうございました!