ブリーフ回帰は、やっぱりETiAMで!(前編)

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こんにちは!なおきです!

 

もう12月も半ば。クリスマスも直前、街はいよいよクリスマスムードも本格化して来ましたね!

 

ここ数年はコロナの影響もあってか、街は自粛モードでしたが、だんだんコロナ前のような煌びやかなムードに戻って来ましたね。一年で一番街が盛り上がるこの時期、私だけではなく皆さんも好きな時期ではないでしょうか。

 

さて、話が変わりまして、振り返るとこの一年も色々と買い物をしてきましたが、私にとって今年一番の最高の出会いであり、そして一番好きなバッグブランドになったのがETiAMさん。まだまだ知名度はそこまで高くはないかもですが、日本の妥協しないモノづくりの素晴らしさとともに、西欧的なデザイン力を兼ね備えた、日本でも数少ない素敵なメイドインジャパンのバッグブランドなんです。

 

今回は、そのETiAMさんでブリーフケースをゲットしたので、今回は2回に渡り、ETiAMさんのブリーフケースについて書きたいと思います。

 

なお、ETiAMさんとの出会い、ETiAMさんのバッグ作りの素晴らしさについての紹介は以前、「発見!!新進気鋭のバッグブランドETiAM 前編後編にて掲載していますので、よろしかったらそちらをご参照ください。

 

おさらいになりますが、私がETiAMさんにハマったきっかけとなったのが、こちらのかぶせトートのバッグ。詳細はこちら

 

 

手前味噌ですが、このバッグを持って出かけると、老若男女問わず、ショップスタッフさんも含めて、結構いろいろな人から褒められます。本当に買って良かったと思うバッグの一つです。

 

ちなみに、このかぶせトート、バッグ全面に、ブラックのゴートレザーが使用され、チャームとなっている真鍮金具にはブラックニッケルメッキ加工がなされた、オールブラックのとてもシックなかぶせトートが新たに展開されています。ブラックのゴートレザーの質感がまたいいのですが、このかぶせトートとの相性も抜群で、デザイン、質感ともに素敵なかぶせトートだと思います。というか、敢えてゴートレザーを使うという発想とか本当に面白いなぁと思います。牛革とは全く違う、高級感ある質感なので是非一度見てもらいたいバッグの一つです。

※お店で写真を撮り忘れたので、画像はETiAMさんの公式ONLINEサイトのものを拝借しております。詳細はこちらこれをブラウン系で別色展開してくれたら嬉しいのですが。。。ETiAMさんよろしくお願いします。m(__)m

 

さて、トートバッグ問題についてはかなり満足したのですが、私の中でもう一つの問題となっていたのが、ブリーフケース。ここ数年、オンスタイルの装いの変化に伴って、特に真冬にはクラシック感のあるコートを羽織るようになったりと、トートバッグでは少しカジュアル感が出過ぎてしまい、かと言って、クラッチバッグも好きなのですが、どうしても容量問題は避けて通れず。クラシックバッグの代表でもあるダレスバッグは、私にはガチ過ぎてちょっとヘビーになるので選択肢にそもそも無く。どうしたものかと思っておりました。

 

そこで、再びスポットライトが当たったのがブリーフケース。ブリーフケースはそれこそ、社会人になってしばらくはブリーフケース一択でしたが、オンスタイルのカジュアル化に伴い、トートバッグ等が台頭してきて、ここ数年その存在を忘れておりました。しかし、実は今、私だけでなく、私の周りの友人などもたまたま同じ考えで、ブリーフケースに再注目しており、何かいいブリーフケースはないかと探していたのです。

 

ブリーフケースは、社会人ビギナーから老齢のビジネスマンを含めて、ビジネスバッグのド定番なだけに、国産、インポート、様々なバッグブランドから展開されていますよね。その分、ピンからキリまで玉石混交。

 

国産、インポート、値段問わず色々と探してみましたが、どこのブリーフケースも正直デザインが似たり寄ったりだったり、一方で、クラシックに寄り過ぎているものや、革がブライドルのものなどは私にとってはヘビー過ぎて、持つのにちょっと気合いが要るので対象外に。また、モノに対して値段に疑問符がつくようなモノもたくさんあったりと。かと言って、私の場合、とある有名ブランドのコーデュラ素材系のブリーフケースはどうしてもコーディネートに馴染めずこれもまた対象外に。

 

私としては、程よくデザイン性もありながら、使用されている革もしぼ革みたいな柔らかさを感じられるブリーフケースを探しておりました。

 

と、そんなこんなとあれこれと探していたところ、前述のかぶせトートバッグと共に出会ったのが、かぶせのデザインを踏襲した、「かぶせブリーフ」だったのです。(実は、前回のブログの前編で軽く触れています。(笑))

 

その私が惚れたかぶせブリーフとはこちら。

 

ETiAMさんのブランドイメージであるフラップデザインが際立って、他に見ないデザインが本当に素敵で、何回かETiAM蔵前店さんに通っているうちに堪らず、満を時して今年の9月に逝ってしまいした。詳細は、こちらからご参照下さい。

 

チョイスしたカラーは、Oak(オーク)というカラー。カラー展開は、この他に、ブラック、ブリティッシュグリーン、ダークネイビー、グレー、テラコッタに近いブラウンと多色展開。一つのモデルにこれだけの色展開できること自体すごいことですよね。ほとんどのブランドが、ブラックとブラウン系と、せいぜいあってもグレーとか守りに入ったカラー展開の中、攻めた姿勢が本当に素敵です。

 

ブラックもとても素敵だったんですが、他ではまず見られないブリティッシュグリーンも素敵だったんですよね。カラーとデザインのバランスが、よりクラシックな雰囲気を醸し出してくれていてとても素敵なんです。グリーンのカラーが深みがあってとても綺麗で、グリーンのバッグって探すと意外と無いので、探されている方は必見です。

かぶせのデザインが、オークよりもより一層クラシック感を感じられて、これはこれでとても素敵です。オークと違って、引き締まった色なので、ビジネスシーンではシーンを選ばず使えるところも◎。それでいて、上品で手触りの良いしぼ革が使われているので、かっちりし過ぎないところもこのバッグの素敵なところだと思います。

 

私がオークをチョイスした理由は、私の手持ちのアイテムがブラウンやベージュ系のものが多いので、バッグを持った時にコーディネートに馴染みやすいこと、また、オークというカラーのブリーフケースもなかなか見ないところも決め手の一つでした。

 

 


実際にコーディネートした画像がこちら。

 

最初、全体のコーディネートにオークの色が浮いてしまうかなと少し心配でしたが、個人的にはブラウン系の靴との相性はいいと感じました。明るめのブラウンよりも少し暗めのブラウンの方が、色が闘わずに馴染む気がします。靴やベルトの色とバッグの色はなるべく近づかせるのがセオリーで、私もなるべくそうなるように意識してコーディネートしていますが、オークくらい色に変化があると、逆に外しみたいにも使えるので、却って面白みがあってよかったと思っています。

 

さて、気になったので、ブリーフケースにも敢えてフラップデザインを採用した理由をスタッフさんに尋ねてみました。その理由とは、「フラップがあることでブリーフケースでもクラシックな印象を感じてもらいたいこと、また、フラップを採用するにしても、丸くカーブを描くデザインにすることで固い印象になり過ぎないようにして、女性がビジネスでも持ちやすいようにしたかったこと」などがその理由だそうです。このバランス感覚が本当、ETiAMさんの魅力なんですよね。どちらかに寄り過ぎない、絶妙に計算されたバランス感覚のあるデザイン。私がETiAMさんの虜になっている一番の理由です。

 

納得です。確かに、よく見ると、フラップ部分が僅かに弧を描いてカーブしているんですよね。

この写真からお分かりになりますでしょうか,フラップ部分のカーブを描いたデザインが故に、フラップのクラシックさを感じさせながらも堅苦しさは無く、反面、よりデザイン性を高めてくれています。またフラップだけでなく、ETiAMさんのブランドのアイコニックとなっているチャームの金具や、かぶせトートと同じくフラップのデザインを格上げしてくれるベルト(良い意味ですがイミテーションになっています。詳しくは前回のブログの後編にて。)も付いて、ETiAMさんの世界観をそのままブリーフケースに表現されたデザインは、前回のブログでも書きましたが、どことなく、優しさを感じさせながらも、男性ばかりでなく、女性にも受け入れられやすいデザインだなと感じます。

 

まさに、これこそが私の探していた、クラシックな感覚を備えつつも、どことなく普通とは違うデザインのブリーフケースがこのかぶせブリーフだったのです。

 

もちろん、デザインだけでは購入しません。そこはETiAMさん。日本のバッグブランドさんらしく妥協しないしっかりとした作りなのも購入の大きな理由です。

 

ではでは、このかぶせブリーフについて細かく見ていきたいと思います(一部前回のかぶせトートと被る内容があるかもしれませんがご容赦ください。)。

 

まず、使用されている革は、姫路産のレザーの中でも厳選されたレザーが使用されています。

見ていると分かるのですが、革のしぼがすごくきめ細やかで、それでいて、しっかりとしぼ自体の立体感もあって、そのおかげだと思うのですが、色がとても綺麗に乗っているんですよね。もちろん、しぼ革特有のもっちり感としっとり感もしっかりあって、手触りもとても良いんです。言い過ぎではなく、海外の高級タンナーのしぼ革に勝るとも劣らない品質だと思います。ちなみに、このかぶせブリーフで展開されているカラーは、ブラックも含めて全てETiAMさんが別注しているこだわり様。さすがです。

 

次に私の中でブリーフケースでも必須だったのが、直立すること。というのは、駅で電車に乗る前にコートを脱ぐ際などに、どうしてもバッグを地面に置くことがあったりするからです。脚で挟んでいる人をたまに見かけますがちょっと格好悪く見えてしまいまして。

 

しぼ革のような柔らかい革を使われたブリーフケースの場合、意外と直立しないものが多かったりするのです。何も物を入れていない状態であれば直立してくれていても、物を少し入れてしまうとすぐ倒れてしまうとか。でも、このブリーフケース、ある程度物を入れてもしっかり直立してくれます。

 

これもスタッフさんに聞いたところ、革の柔らかさを損うことなくかつ直立するように、芯材選びを厳選しているからだそうなんです。なので、触るとしぼ革の柔らかさを感じることができるのですが、反面とても丈夫さも兼ね備えたという、相反する要素を見事に融合させたバッグなのです。これこそまさにモノ作りのこだわりですよね。本来ならどちらかを犠牲にしなければならないところ、その両方を感じさせてくれるという。まさに、かぶせトートでも実感したETiAMさんのモノ作りの凄さの一つです。

 

そして、直立する以上必要な要素になってくるのが、底鋲。さすがに、革そのものを地面に接地させるのは衛生面から抵抗があります。底の革自体も傷んでしまいますしね。この点、底鋲があれば、自宅に帰ってからアルコールティッシュで軽く拭き取れば十分なので、やはり底鋲は私にとって必須要素の一つです。

 

 

この底鋲、何が良いって、出っ張り過ぎていないところなんです。クラシックのバッグでありがちな出っ張りが強いモノだとちょっとデザイン性が損なわれて見えてしまうんですが、この底鋲はほんの僅かにはみ出るくらいなので、バッグのデザインを損なうことが一切ないんです。

 

そして、何よりこの底鋲の良いところは、置いた時の音なんです。ここもETiAMさんがかなりこだわったところのようで、普通の底鋲だと置いたときに「ガチャ」とした雑な音がするのですが、この底鋲は、ほんの僅かに「カチャ」と上品な音がするのです。完全に自己満足の世界になってしまうかも知れませんが、こういう細部までこだわっているところが本当にすごいなと、より一層ファンになってしまうところなんです。

 

もうちょっとマニアックなこだわりの話をさせていただくと、革や底鋲の音の良さの次に気持ち良いと感じたのが、ハンドルの持ち具合!これは、言葉で説明するより実際に持っていただいた方が伝わるのですが、そうは言ってもブログなので、なんとか言葉で説明します。

 

何より、ハンドルが握り易いんです。これも理由を伺ったところ、クッション性の高い芯材を使用し、ハンドルの外側に丸みを出すことで、握りやすさを追求されたとのことです。確かに,ただ丸いものはいくらでも見るのですが、手に食い込む感じがするんですよね。このハンドルは、外側に丸みがあるおかげか、力が分散されて、さらに柔らかい革やクッション性が良い芯材と相まって、握るととても気持ちがいいです。ですので、荷物が重くなっても、全然苦ではないんです。

 

ブリーフケースは、手で持ってなんぼなので、やはりハンドルの握り心地が良いと持っていても楽ですよね。ちゃんと、ブリーフケースは手で持つモノ、というコンセプトをしっかりと考えられているからこそのこだわりなんだと、こういう細やかなこだわりがETiAMさんの虜になる理由なんです。

 

ちょっとマニアックな話になってしまいましたね。今度は少し視点を変えて収納へ。

 

まず、外側は裏面に比較的大きめのポケットがあります。

 

スマホからハンカチなど、よく出し入れする物を入れておけば、わざわざフラップを開けて取らなくてもよいので、有るととても便利なポケットです。デザインの都合上か工程を省くためかわかりませんが、意外と無いブリーフケースが多いので、個人的には有ると本当に助かるポケットです。

 

次に、中の収納についてです。

まず、裏面側の収納は、奥に13inchのPCまで収納できるポケットが配備されています。厚みのあるPCだと厳しいかも知れませんが、下の画像の様にMACでしたら余裕で入ります。最近、私も仕事でMACを持ち歩くことが多くなったので、これは本当に便利です。

ちなみに、不意なPCの落下防止のためのフラップベルトがあるだけでなく、内張に薄いクッション材が貼られているため、PCをしっかりと保護するという気遣いがなされているところも本当にさすがだなと思います。こういうところ、海外のブランドでは絶対に見られない気遣いだと思いますし、国産ブランドでも、機能性にこだわったバッグには見られますが、こういうデザイン性を備えたバッグではなかなか見られない気がします。

 

ちなみに、見ていただけるとお分かりになるとおり、マチ幅もしっかりとあります。公式の表記ですと12.5cmです。個人的には、広過ぎず、狭過ぎず、ちょうど良いサイズ感です。巷のブリーフケースだと10cm前後のブリーフケースが多い気がします。シンプルで良いのですが、それだとちょっと私的には収納に物足りないので、このサイズ感は本当にありがたいです。

 

次に、表面側の収納について。

ちょと寄りに撮り過ぎてしまいました。m(__)m

こちらは、ジップ仕様の収納があり、財布などの貴重品を安全にしまっておけます。長財布も余裕で入ります。当たり前と思うかもしれませんが、実は、インポートのブランドなど、意外とジップ仕様のポケットはあっても日本製の長財布は入らないか、入ってもかなりギリギリというものが多かったりするんです。折財布などを使っている方は問題ないかも知れませんが、長財布が好きな私にとってはかなり重要な要素。いざ、会計時に財布の出し入れにまごついていたら格好悪いですもんね。。。

 

いよいよこのバッグの最後の紹介になりますが、私にとって、あって本当に便利なショルダーベルト。

これは、多くのブランドさんのブリーフケースにも採用されているかと思いますが、ETiAMさんのこのかぶせブリーフでもしっかりと完備されておりました。ブリーフケースでは邪道という話も聞いたことがありますが、私の場合実用面からしてかなり重要なのです。というのは、傘を持つと片手が塞がるので、肩に掛けられると非常に便利なのと、あとは、満員電車の中などでは、手で持つよりも肩に掛けて手で抱えていた方が、バッグだけが持っていかれることがないので非常に便利なのです。何も無い時は普通にハンドルを手に持っていれば格好は付くのでそれでいいのです。格好も大事ですが、私にとっては実用性も大事なのです。

 

さて、そんなこんなで、ETiAMさんのかぶせブリーフをつらつらと紹介してきましたが、このバッグに惹かれた理由を集約してみると以下のとおりです。

 

①  他に見ないデザイン性を備えたブリーフケース(きちんとクラシック感も備えている)

②  使われている革が上質であり色も綺麗(ただ柔らかいだけでなく芯材までこだわっている)

③  収納力や機能性も備えている(作りがしっかりとしている)

 

まだまだあげたらキリがないのですが、ポイントを押さえて紹介させていただきました。私のように、他には無いブリーフケースをお探しの方は特にオススメです。また、色がオークだとちょっと難しいという方は、ブラックやブリティッシュグリーンはビジネスでより使いやすいと思うのでそちらがオススメです。特にブリティッシュグリーンは、他ではまず見られないめちゃくちゃ綺麗な色なので、個人的に一番のオススメです!

 

以上が、私のブリーフケースをどうするんだ問題に終止符を打ってくれたかぶせブリーフの紹介でした。

 

後編では、私が、このブリーフケースと他に悩んだブリーフケースと、あと、あまりに通い過ぎたお陰か、特別に新商品を見せていただいたので、その紹介をさせていただきたいと思います。

 

なお、ETiAMさんのブランド情報は以下のとおりです。

店舗情報
・住所:東京都台東区蔵前2-3-5
・営業時間:11:00-19:00(火曜定休)
・TEL:03-3864-2655
・公式オンラインサイト:https://etiam.jp/
・公式Instagramアカウント: https://www.instagram.com/etiam___official/

 

 

ではでは今回もありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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