『ウォッチ・ストラップ』の深いい話

BLOG

子どもの頃…

 

私が四十路となる頃には『時空トンネルを駆け抜けるタイムマシン』が出来ておるのだと独自の視点で未来を夢見た、トモ・クルーズです(笑)。

 

 

それこそ、タイムトラベルを経て私の下にやってきたこのグリュエンですが、頂けないのがこのベルト (笑)。

 

 

 

 

 

写真だと分かりにくいのですが、とても『genuine leather』とは思えないクオリティーでして。

 

ベルトは未使用品(本体の程度からオリジナルではない)が付いていたのですが、経年劣化も相まって1週間でひび割れまくり…

 

これは即ケアしないと、なんかの拍子にベルトから本体が外れて落としたりしかねない!

 

 

 

そこで向かったのが、ココダァ!

 

 

 

 

 

TABATAにある、タイムトンネル!!
(⬆ NEVADA的に言ってみた(笑))

 

 

教授が過去のブログでオススメして下さったお店です。

 

 

ココンチの一品はなんと言っても『クオリティー高い竹符のマット・クロコ・ベルト(リンクあり)』。

 

 

本物のクロコダイルで、10,000円ポッキリ!!

 

 

 

 

 

 ⬆ 色はブラック、ネイビー、ブラウン、ゴールド、ワイン等とバリエ豊かに取り揃えてあります。

 

 

私は最初から『ブラック』に『ゴールド尾錠』と決めてましたので、グリュエンに合う16㎝-16㎝を購入決定♪

 

 

店員さんも凄く良い人で、良い気分でいたら…

 

 

 

この時計ベルト、ココでは交換はできません!!

 

 

 

との衝撃の一言が   Σ░(꒪◊꒪ ))))。

 

 

 

 

 

 

…聞くと、このグリュエンは所謂『現行のバネ棒』では無く、アンティーク特有のタイプ。

 

 

なので『専門店(アンティークウォッチ・ショップ)』に頼んでくれ』の一点張り…。

 

 

『時計一体型では無いと思うから、このベルト自体は着くと思う』と言うので、目的の半分(ベルト購入)だけを達成し田端を後にしました(笑)。

 

 

 

 

 

 

アンティークウォッチ・ショップと言ったら中野くらいしか思いつかないのですが、忙しくてそこまでは行けない…

 

 

それからは、購入したベルトを常にカバンに潜ませ仕事の移動の際に専門店に行くタイミングを見計らう日々。

 

 

そして、ついにその日は来ました(笑)。

 

 

 

西巣鴨にある大学に用事があったので、その近隣の専門店を調べると…

 

 

 

 

なんと、徒歩5分にありました!!

 

 

 

 

 

 

それが、PRIVATE EYES !(リンクはココ

 

 

行く前に問い合わせの電話したのですが、その際の対応が丁寧で安心感も大きく。
(ヨソの店に電話した時、イラっとする対応だったので余計に感動…)

 

 

 

『こんにちは〜』と入店すると…

 

 

 

『スゲーーーー!!』

 

 

 

隠れ家のようなおしゃれな店内 & 品揃え。

 

 

 

こんな事言ったら失礼ですが、西巣鴨で扱うレベルでは無いラインナップ。

 

 

雰囲気満点の手巻きヴィンテージ・パテック、見たことない(一目ではそれと分からない)ヴィンテージ・ロレックスの手巻き等…。

 

 

 

ちょっと驚きつつ、コワモテの店員さん(失礼!(笑))に声をかけると、めちゃくちゃ親身になって相談に乗ってくれました。

 

 

 

 

 

 

ベルト脇から覗くに、やはり現行のバネ棒ではない。逆バネ式か、もっと厄介なタイプかも知れないと…

 

 

 

コレを確かめるためには『ベルトを切断するしかないですよ』との事。

 

 

 

こんな親身になってくれる所は他にないと思った私は、オペ開始をお願いしました(笑)。

 

 

 

そしたらですね、経年劣化がすごくて…

 

 

 

 

 

 

見てください、コレ手で千切れますよ』と手で難なく引きちぎっていく(笑)。

 

 

やはり現行バネ棒と異なり、ヴィンテージバネ棒がギッチギチで鎮座しておりました。

 

 

 

 

 

 

これでは、素人…いや並の玄人のバネ棒外しのテクでは無理なワケです(笑)。

 

 

コレ、うまく外せるか分からないけどイイ?』と聞かれたのですが、まな板の鯉状態の私は固唾を呑みながら頷くばかり…

 

 

そしたら、ものの数秒で外して下さり、持参したベルトも現行のバネ棒に変更装着して下さいました。

 

 

 

これで、お値段1,000円以下。頭が下がります。

 

 

 

 

 

 

 

その後、私のグリュエン・ケースが10金の張り合わせだからこそ『柔らかくて味わい深いゴールド』であることや、

 

 

ベリシンのアラビア文字+ブルースティール機は珍しいこと等』を教えてくれました。

 

 

 

なんだかお世話になった上に褒めて頂け、ホクホク気分に(笑)。

 

 

 

 

 

⬆プライベートアイズさんでは、オリジナルで復刻させた GFタイプ(ロレックスがその昔ベルトを外注で作らせていたメーカー)ジュビリーブレス(めちゃくちゃ売れており、幅広いサイズ展開されているそう!)の話や、ビンテージウォッチの小話等興味深いお話を聞かせて頂きました。

 

 

西巣鴨の地で何十年もやられているそうで、すぐ近くから移転してリニューアルオープンされて間もないとのこと。

 

 

西巣鴨に銘店発見です!

 

 

 

 

 

モネラートもバリエーション豊かで、ホーウィンストラップも扱う等、独自の視点(プライベート・アイズ)のセレクトが秀逸!

 

 

 

アンティークウォッチ・初心者やファンは…

 

PRIVATE EYES』を憶えておいてマチガイナイ

 

 

 

わたしは今後ヴィンテージ・ウォッチの諸問題が生じた際は、コチラにお願いしようかと思います。

 

 

 

 

 

⬆ ベルトも新調し、よりハンサム顔になったグリュエン。

 

 

この時計を通して『素敵なお店』に出会え、世界を広げてくれた事に感謝。

 

 

後生大事にヴィンテージスタイルを深めて行きたいと思います !

 

 

 

チヴェディアーモ(また、あいましょう)!

 

 

 

🏁お知らせ

TOKYO GENTSのサイトURLが以下の通り変更となりました。


旧)http://tokyogents.main.jp

新)http://tokyogents.com/

ご迷惑をおかけ致しますがブックマーク変更の程、何卒よろしくお願いします。

 

 

   PDFファイルとして送信記事   

Sponsored Link