こんにちは!
なおきです!
先週は多忙極めてブログが書けず、本日アップとさせていただきましたので、よろしくお願いいたしますm(__)m
さて、普段インスタグラムやブログをやっている中で、直接ご質問をいただくことが多いのが、「ダブルのジャケット」。
伺ってみると、気になっているけどなかなか手を出せないという方が多いような気がします。かく言う私もダブルのジャケットを着るようになったのはここ数年の話で,歴は浅いです。
とはいえ,某セレクトショップのファッショニスタがしているような,ダブルの着こなしを真似しようとしたら、さすがに私でも躊躇しますが。。。
さて、そんなこんなで、私も今季、ダブルのジャケットを仕込んでおりました。
それがこちら。
金ボタンのネイビージャケット(あえてブレザーとは呼ばず。)。
金ボタンジャケットは、今まで様々な理由からあえて敬遠していたのですが、ここにきてその懸案もようやく薄れてきたことや、こんな感じのコーディネートもしたくなり。
ようやく、満を辞して逝った訳です。
絶賛大ブレイク中で、数多ある金ボタンブレザーやジャケット。どうせ着るなら他と違うものがいいと、相変わらず天の邪鬼な性格でして。となると、選択肢はこだわりが出せるオーダーの一択に。
そこで、オーダーしたショップは、ここ最近お世話になりっぱなしのファイブワンさん。
今回こだわったポイントは、
①生地の織り
②ネイビーの色合い
③肩周り
④手縫いのボタンホール
ざっというとこんなところです。
コンセプトは、古着屋のハンガーに無造作にかかってる、ノーブランドで、数十年前くらいの古くさいジャケット。
と、言われても正直訳わからないと思いますので、4つのこだわりポイントに織り交ぜながらお伝えしていきたいと思います。
まず①について。
春夏でネイビー無地のジャケットの織りと言ったら、その代表格はホップサック。平織りの凹凸感が独特な生地ですね。
しかし、今回あえてチョイスしたのは、スーツ用のサージのツルツルっとした生地。
先出ししますが、チョイスした生地がこちら。VBCの合物の240gの比較的ライトな生地。
というのは,かなり感覚の話になりますが、ホップサックだとその手堅さからどこのショップでも置いてあって、どうしても今っぽくなってしまう。反対に、古着屋さんで、こういうスーツ生地っぽいツルツルっとした生地のネイビージャケットが2、3千円くらいで置いてあったりする印象なんです。昔はスーツ生地やジャケット生地もごっちゃ的な。
つまり、新品で選ぼうとすると、どこのショップでもなかなかこんなスーツ生地のネイビージャケットなんて置いていないんですね。選ぼうとすると古着屋さんを本気で巡るしかなくなってしまう。
そんなこんなで、今回はホップサックやサマーツイードに目もくれず、スーツ用の生地からの一択にこだわりました。
次に②ネイビーの色合い。
ネイビーは色々な色味があるので、明るすぎず暗すぎず、少しくすんだくらいの色、色褪せた感じのネイビーを探していたんです。
ネイビーと一言で言っても、その濃淡も含めると無限にあります。今回は、程よく艶があって、少し色褪せたネイビーを狙いました。
こんなんだと明るすぎますね。合わせづらくて使いづらい。
他にもネイビー無地を無数に見たのですが、艶感が足りなかったり、濃すぎたり薄過ぎたり、平織りだったり。コンセプトに響くネイビー無地になかなか出会えなかったのです。
そこで困った時のVBC。VBCはラインナップが豊富なので、痒いところに手が届く。それでいて値段もこなれているのでありがたいです。
一番上の少し霞んだブルーネイビーがたまらないです。ちょっと色褪せてしまった的な?
同じシリーズの3枚と見比べると、一番上はやや明るく、3枚目は艶感はいわゆる、ザ、ネイビー。真面目なネイビーですね。2枚目は程よくあかるいのですが、もう少し艶感が欲しいところ。
ということで、一番上のネイビーを今回はチョイスしたわけです。
画像ではなかなか伝わりづらいですが、少し色褪せたネイビーが程よく古着っぽさを出してくれていています。
そして次に③肩周り。
今回このジャケットを作るにあたり,肩周りを丸くさせない,「割付け袖」(ゆき綿も入れずに毛芯を割って作ることに由来するそう。)にしました。イタリアものやイタリア風既製品だと,マニカカミーチャなどで比較的肩のラインが丸く出やすいシルエットのものが多いですよね。
ファイブワンさんで比較するとこんな感じです。どちらも私の手持ちのジャケットです。
左が今回のジャケットの「割付け袖』のもの。右が別に作った「差込み袖」のもの。差込み袖は最近の既製品でもよく見かける見慣れた肩周りですね。
左の方が肩が少し盛り上がった,ビルドアップした感じが分かりますでしょうか。ファイブワンですごいのは,これをゆき綿無しで作るところ。ゆき綿がない分,肩の窮屈感は全く感じさせず,差込み袖と同様に肩周りが楽ちんなんです。ゆき綿のモコモコ感が全くなく。
さて,話を戻しまして,今の既製品など巷に多いのが,この差込み袖のような丸く見せるタイプですね。それに対して,割付け袖は肩のように、肩周りがやや盛り上がって見えるスタイルは正直あまりみかけません。
とはいえ,この盛り上がった感じが,どことなくノスタルジックな雰囲気を感じさせるんです。このあたりは好き好きが大きく別れるところだと思いますが,私の手持ちのスーツやジャケットのほとんどが丸みを帯びているので,この盛り上がりが却って新鮮なんです。(笑)
という,理由から,今回のコンセプトに合わせて,ちょっと古臭く見える割付け袖をチョイスしました。
ちなみに,ファイブワンさん,袖付け手縫いのオプションがあるそうです。今年の秋冬にチャレンジしてレポしてみますので,ご興味ある方はお楽しみに!
最後に④手縫いのボタンホールについて。
先ほどの画像を流用しますが,左が手縫いのボタンホールで,右がマシンのボタンホール。雰囲気が全然違うのがお分かりになりますでしょうか。こちら別のオプション料金がかかったのですが,やってみて正解でした。
これがなぜ正解だったと言えるかというと,その昔,まだ大量生産の既製品のスーツを着るよりも,オーダーするのが当たり前だったころの,手縫いのジャケットに見えるからなんです。そんなジャケットが古着屋さんのハンガーラックにかかっている,そんな雰囲気を感じさせてくれるからなんです。
あとは,コンセプト関係なしに,たとえ一部でも自分のジャケットのために手縫いをしてもらったと思うとなんだかうれしくなります。
そんなこんなで,仕上がったジャケットのコーディネートがこちら!
さすがネイビージャケット。パンツを選ばずなんでもござれ。
丸みを帯びた肩周りに見慣れていると少し違和感を感じると思いますが,個人的にはめちゃくちゃ気に入っております。深入りになるのであえて触れませんが,パターンも少し古臭く見えるパターンをあえてチョイスしています。
こんな遊びやこだわりができるのもオーダーならでは。オーダー好きの私には至極のひとつですが,私のこの意味不明な価値観をいつもぴったり共有してくれるスタッフの泉さんには本当に感謝です。
さて,そんなこだわりのダブルのジャケットを着て,意気揚々とスケシンメンバーと向かった先はというと。。。
画像はスケシンメンバーのストーリより。。。
銀座のオアシス,「RABBICOUR」さん。
コンクリートビルが立ち並ぶ銀座は7丁目に,ひっそりと佇む大人の隠れ家的な空間。
実はこちらのスパ,我々メンバーが日頃お世話になっている,高円寺SAFARIさんの元スタッフの古谷さん(旧姓佐藤さん)が運営に携わるお店。前々からご紹介いただいていたのですが,ようやく遊びに伺えました!
元々美容室でヘッドスパを受けたり,スパ専門ってものすごく興味があったのですが,なかなか自分から探しにいくことはしなかったのです。というのは,調べても効果に懐疑的だったり,女性ターゲットっぽいのお店ばかりでいまいちピンとこなかったからです。
空間は,南プロヴァンス風のナチュラルで癒されるインテリア。銀座の中から急に表参道・青山に来た気分です。
さて,今回施術してもらったメニューはこちら。
「Cream Bath Head Spa」の60分コース。コース内容は,こんな感じです。
このコースを選択したのは,クリームバスを使用したヘッドスパを受けられるところが限られていること,頭,肩,首,デコルテの凝りや眼精疲労,髪のボリュームアップや抜け毛に効果を発揮するとのこと。私もいよいよ40歳。そろそろ避けて通れないのが抜け毛。このキーワードには特に弱いです。。。
カウンセリングシートにもしっかりと,「将来薄毛の不安を感じている」にチェックしました。(笑)
そして,今回,オプションとしておすすめいただいたのが,こちら。
その名も男前オプション。ここはもうケチらずに「炭酸&マッサージセット」をチョイス。
ただ気持ちいいだけではなく,顔のむくみを取り,目元や頬に張りを持たせてフェイスラインをはっきりさせるというもの。実際,最近顔がむくみがちだったので,このコースはとても興味がありました。
ということで,アンケートを終えて早速施術。
施術は半個室で,ちょうど良い照明にここちよいシート。こういう空間ってなかなか味合うことがないので,正直緊張と共にワクワク。慣れてる人だとこの時点でもうリラックスなんでしょうね。
シャンプーも二度洗いまでしてもらって,しっかりと毛穴の汚れを落としてくれました。
その後,スチームを焚いてもらいながらしっかりとヘッドマッサージ。めちゃくちゃ気持ち良くて寝てしまいそうだったのですが,せっかくなのでその心地よさを味わうために必死で起きていました。(笑)
その後,このメニューのメイン,クリームを使用したスパ。普段人に顔を触れられることなんてないので,めちゃくちゃ気持ち良かったです。
そんなこんなで,頭から首から顔までしっかりとマッサージを受けて,いよいよ終盤。そこで現れたのがこちら!
電気バリブラシ!!!。パンフレットにも書いてありますが,ピリピリ感が本当に癖になります!
ほどよく頭にピリピリと電気が走るせいか,頭の筋肉がいい感じに解れつつも顔の筋肉が上に引っ張られていく感じがたまらないんです。
もっともっとと思ううちに終わるのがスパの宿命。心地よさと癒しに馴染んでリラックスも極みに達した頃に施術は無事終了。
顔出ししてビフォーアフターできないのが残念ですが,お世辞抜きに2,3歳は顔が若返りました。頭や顔のケアをちょっとするだけでこうも変わるものかと。
ちなみに,普段のケアの方法まで教えていただけたので,日頃から実践していきたいと思っております。
今回施術を受けた感想としては,
① パートナーとのデートで一緒に受けてみたい。
② パートナーや両親など,大切な人にギフトとして贈って日頃の疲れを癒してもらいたい。
③ 自分のリラックスする隠れ家の一つとして持っておきたい。
④ 誇大広告なだけで効果の感じられないスパと違い,実際に効果を感じられた。
などなど。今後,銀座界隈で買物等し終えた後に,疲れを癒しに通いたい、そんな場所でした。
2ヶ月に1回できれば月に1回は今後は通っていきたいと思っています!
RABBICOURさん,佐藤さん,ありがとうございました!
ということで、ダブルジャケットに、SPA、ダブルでその至極の幸せを味わってまいりました。
ではでは今回もありがとうございました!!