ブリーフ回帰は、やっぱりETiAMで!(後編)

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こんにちは!!

 

なおきです!!

 

早速ですが、前編では私のブリーフケース回帰問題は、ETiAMさんのかぶせブリーフにて解決した、というお話をさせていただきました。一応、おさらいしますと、デザイン性とバッグ自体の作り込みの良さ、機能性、革の上質さ、そしてそれらを兼ね備えた上での手の届きやすい値段、全てにおいてバランスが良いバッグということに尽きるのです。

 

ETiAMさん、かぶせブリーフのようなデザイン性のあるバッグも素敵なのですが、実は、よりベーシックなブリーフケースも2種類の展開があるんです。かぶせブリーフを実際買う時、その他のブリーフケースと悩んだりもしたくらいとても素敵だったこともあり、今回はその他のブリーフケースの紹介と、あと、前編での最後にご紹介した、ETiAMさんから教えていただいた新商品で、私が気になっている新商品をご紹介させていただこうと思っていますので、よろしくお願いいたします!

 

その私が悩んだブリーフケースの一つがこちら!

 

 

直線的なデザインを特徴とした、「スクエアブリーフ」です。詳細はこちら

 

こちらのブリーフケースは名前のとおり、スクエアなデザインをしており、曲線的なデザインを得意とするETiAMさんのなかでも、比較的直線的なデザインなのが特徴。ETiAMさんの中でも堅牢さを感じるデザインという印象です。でも、一見堅牢そうに見えて、どこかしら温もりというか、柔らかさというか、優しさというか、そういう不思議と魅了されてしまうところが、ETiAMさんの魅力なんだなと感じます。

 

スクエアブリーフは、比較的定番なビジネスバッグに近いデザイン。かぶせブリーフよりも、より一般的なブリーフケースとしてのイメージに近くなると思います。ビジネスシーンを選ばずに、どのシーンでも使い勝手がいいデザインであること、また、飽きが来ないとてもシンプルなデザインは、長く使えるバッグの一つだと思います。

 

イメージするシーンとしては、かぶせブリーフと違い、何よりもスーツスタイルが一番似合うバッグだなというイメージです。もちろんジャケパンにも問題なく合うと思います。最近では、一昔前のコテコテなイタリア臭感じるジャケパンスタイルよりも、正統派なジャケパンスタイルを好まれる方が多くなって来たので、そういう方にはまさに似合うバッグだと思います。

 

次に、ETiAMさんが展開しているブリーフケースがこちら。

 

スクエアブリーフよりもやや曲線的なデザインが対照的な「船底ブリーフ」です。詳細はこちら。この写真ではうまく表現できていませんが、なんとなく伝わるでしょうか。底の部分が船底みたいに丸みを帯びたデザインになっているのです。この辺り、よく見かけるブリーフケースのデザインとしては、上部と同じ様に底の部分もそのままスクエアなデザインになっているものが多い中、面白いデザインですよね。

 

上部は比較的スクエアなデザインでありながら、ETiAMさんの持ち味である、丸みを帯びたデザインを底部に出し、しっかりとETiAMさんらしいエッセンスが出されていて、他ブランドでも同じようなデザインのブリーフケースは見るけれども、やっぱり他と違う印象を受けるんです。

 

イメージするシーンとしては、丸みを帯びたデザイン性がゆえに、よりカジュアルなジャケパンスタイルにマッチすると思います。もちろんスーツスタイルでも全然問題なくマッチすると思います。個人的なイメージとしては、ジャケパンスタイルにローファーを合わせたスタイルなんかが一番しっくりくるイメージです。

 

この船底ブリーフも、定番に近いデザインなので、ビジネスシーンを選ばず、またオンの日のコーディネートにも馴染み、また、それでいて優しい印象を受けるデザインは、飽きが来ない長く使えるデザインだと思います。

 

 

あとは、個人的な好みになるのですが、スクエアブリーフも船底ブリーフもかぶせブリーフも、ハンドル部分が底の近くまで伸びているデザインが、他の定番のブリーフケースとは違ったデザイン性を感じる(私個人としては、日本のバッグのデザインというよりも西欧的な雰囲気を感じるんです。)ところが、同じブリーフケースでも、ETiAMさんが作るとこうなるかと、ETiAMさんのバッグのデザインの好きなところの一つです。

 

ちなみに、ハンドル部分が底の近くまで伸びるデザインは、他のETiAMさんのバッグでも取り入れられている、ETiAMさんのブランドアイデンティティーを象徴するデザインの一つです。あと、ETiAMさんと言えば、こだわって作られている真鍮のチャームも、ETiAMさんのほとんどのバッグに取り入れられていて、そういうブランドとしての一貫性があるところも、ブランドとしての自信がしっかり表れていて、素晴らしいなと思うんです

 

では、次にお決まりのバッグの詳細紹介です。かぶせブリーフでもそうですが、どのブリーフケースも、使われている革は厳選された姫路産のしぼ革。このしぼ革が本当に手触りがよく、気持ちいい革なんです。しかも見ていて綺麗。このしぼ革がETiAMさんのバッグのデザインと良くマッチしていて、温もりや優しい印象を感じさせてくれるのですよね。

 

完全に個人的な予断と偏見ですが、ブリーフケースで良く使われるのがサフィアーノレザー。サフィアーノも嫌いで無いのですが、ちょっと都会的なイメージが強くなりすぎてしまうことと、やや艶感が強く感じられて、カジュアルなコーディネートに馴染ませづらい(ローファーなどとの相性があまりいいとは思えないんです。)と感じることがあるのです。そういう意味では、しぼ革はマットな質感に伴い、コーディネートも選ばない、好きな革の一つでもあるんです。なので、それもまたETiAMさんのブリーフケースを選択した理由の一つでもあります。

 

では次に、外側の裏面から。

かぶせブリーフと同じように、スクエアブリーフも外側にも収納ポケットがしっかりと配されています。ここはやはり抜かりないところですね。スマホやハンカチ、その他諸々、頻繁に出し入れする小物類なら大抵のものなら入ります。有ると本当に便利なのでありがたいです。もちろん、船底ブリーフにも外側の収納ポケットは付いております。

 

次に、中の収納です。ここからはスクエアブリーフと船底ブリーフも共通なので、船底ブリーフのものを使って説明します。

裏面側は、かぶせブリーフや他のトートバッグなどと同様に、13inchのPCが入る仕様になっています。これも、ETiAMさんのバッグで、この仕様を採用している全てのバッグに共通しているのですが、不意な落下防止のためPCを留めるフラップが付いて、さらに内張にクッション材が貼られて、PCの保護が図られているんです。ただPCが入りますよ、と言うだけのバッグではないんですよね。こういう細かい気遣いができるところはさすが日本のバッグブランドらしさだなと感じます。素人では詳しくは分からない所で、言うのは簡単ですが、その分実際手間がかかると思うんです。クッション材も程よいものを探さなくてはいけないと思いますし。

 

次に表面側の収納です。

これも、かぶせブリーフと同じ仕様なので、細かい話は割愛しますが、ジップ仕様のポケットが付いています。財布などの貴重品はここに収納しておけば安心ですね。

 

この様に、ポケットも色々と小分けがされているので、物によってしっかりと分類できるので、私の様に、雑多なものをたくさん持ち歩く方には、物の整理がしやすくて便利だと思います。こういう細かい気遣いは、日本人の物作りに対する思いが一番感じられるところですよね。

 

あとは、これもかぶせブリーフ等と同じく、底鋲が付いています。

 

 

ETiAMさんのスタッフさんに聞いたところ、特にこの底鋲にはこだわったとのこと。何にこだわったかと言うと、まずは、バッグのデザインを損なわない大きさ(長さ)、バッグを置いた時の音、とのことです。これも前編で説明したとおりです。

 

確かに、クラシックなバッグほど、どうだと言わんばかりの大きさの底鋲とか,それはそれでありなのですが、どことなく個人的には行き過ぎ感を感じてしまうんです。この、バッグのデザインを邪魔しない程よい底鋲のデザインのこだわりもまたETiAMさんの好きな要素の一つです。バッグを置いたときの音も、実際やってみると分かるのですが、とても上品な音がして気持ちいいんです。

 

そして、このどちらのブリーフケースももちろん、しっかりとショルダーベルトが付属しています。

ショルダーベルトの便利さは、かぶせブリーフのところでも書いたので詳細は割愛しますが、これもあると本当に便利です。ガチンコなブリーフケースが好きな方からしたら、不要な仕様かも知れませんが、個人的には、スーツでもジャケットでも身につけるものなんでもそうですが、全てにおいて原理主義的な考えは尊重しつつも、時代性やそのニーズに合った実用性やデザイン等々も大切にしていきたいと思うんです。

 

 

さて、こんな感じでザーッとした紹介になってしまいましたが、ETiAMさんのブリーフケースの良い所は、定番のブリーフケースのデザインを踏襲していながらも、ETiAMさんらしいデザインや機能、革の上質さ等々、作り込みの良さ、バッグから感じられる温もりや優しさ、そして何よりそれらを備えていながらも手が届きやすい価格帯であるところ、それこそが、ETiAMさんのブリーフケースの魅力だと思います。

 

①かぶせブリーフ、②スクエアブリーフ、③船底ブリーフ、とブリーフケースだけでも3本立てのラインナップという、ここまでブリーフケースの展開をしているのはETiAMさんくらいではないかと思います。また、それぞれデザインコンセプトを大きく分けて、かつ多色展開し、様々な顧客のニーズに対応できるようにと、ETiAMさんのプロダクト力と自信の表れですね。どれを選んでも絶対に後悔することはないと思います。ブリーフケースを探されている方、この3つの中から選ぶだけでも本当に楽しいと思います。

 

前編から引き続き、ブリーフケースの紹介になりましたが、私のようにブリーフケースを探されている方、本当に一見の価値ありです!純粋にオススメです!

 

さて、ブリーフケースからちょっと話が外れますが、この秋冬から展開するという新商品をご厚意でいくつか見せていただいたのですが、その中でも私が一番気になった商品を今回紹介させていただき締めたいと思います!

 

その新商品とはこちら!

どういうバッグと表現したら良いか分かりませんが、ここ数年、特に一部の人にブームになっていた、巾着トートに近いデザインのバッグなんです。前にも書きましたが、やっぱりETiAMさんのデザインって、日本のバッグブランドのそれとは違って,西欧の、それもフランスのバッグのような印象をいつも感じます。曲線美だけでない、立体感も伴った独特なデザインは、いつも目を惹かれます。

 

何が良いと思ったかと言うと、正直個人的には、巾着トートはもう食傷気味で、モノによっては小さすぎて全然物が入らないという致命的なものが多かったり、同様に、バッグが小さすぎてコーディネートと合わせてもアンバランスになり過ぎて、全くサマにならない(特にコート等アウターを着たときに。)というモノが多く、私も今までいくつか某インポートブランドや国産の巾着トートを含めて買いましたが、結局コーディネートに合わせづらく、全てメルカリ行きになりました。

 

とは言うものの、オフの日に、トートバッグほど大きいバッグは要らないけれど、巾着バッグのように気楽に持てるちょうど良い塩梅のバッグを探していたのです。

 

そこで出会ったのがこのバッグ。やや女性的なデザインですが、個人的に、男性が持っても全然問題ないと思います。むしろ持ってもらいたいバッグです。ちなみに、私も持たせていただいて写真を撮らせていただいたのですが、それがこちら。

こんな感じで、手に引っ掛けて持つイメージです。大きさ的にもいわゆる巾着バッグと違って程よい大きさ(この小さ過ぎず大き過ぎない絶妙なバランスがまたいいです。)なので、コーディネートに合わせやすく、コート等のアウターを羽織っても、バッグが小さくてコーディネートが残念みたいなことにならず、しっかりと馴染んでくれると思います。

 

また、ETiAMさんの他のレザーバッグで使用されている上質な姫路レザーのしぼ革があしらわれているので、どのコーディネートにも違和感なく合うと思います。これが、しぼ革ではなく、スムースレザーとかだと、ちょっとのっぺりしたイメージになってしまうので、そこもこのバッグの良さだと思います。

 

ちなみにアップするとこんな感じで、巾着とはちょっと違いますが、そこがまた斬新でいいんです。巾着はもう世の中に出きってしまっていますし、斬新さは感じません。巾着ではないけれども、それに近いイメージを持つ、新しい発想の手持ちバッグだと思います。

 

お決まりのETiAMさんを象徴する特注の真鍮チャームもしっかりと付いています。こういうワンアクセントが有ると無いとでは全然違うんですよね。

 

中の収納はこんな感じです。

 

 

細かいポケットの小分けはブリーフケースのようにありませんが、この大きさであればそこは犠牲にならざるを得ないと思うので仕方ありませんね。とはいえ、両サイドにちゃんと、小ポケットを配備しており、スマホなど出し入れを頻繁にする小物は、きちんと分けて収納できる配慮はしっかりとなされています。

 

と、このバッグを持ったときに秀逸だと思ったのが、このハンドル部分。私のように手に引っ掛けて持てるように、ハンドル部分の幅が広めでしっかりと幅が確保されているところ。そのおかげで、手に引っ掛けてもしっかりと手に馴染んでくれて、かつ、バッグの重量が手に分散されるので、とても持ちやすいんです。

 

ハンドルも大きく取られているので、肩掛けもできるという優れもの。

また、ここのハンドル部分は長さが調整できるので、私の様に手に引っ掛けて持ちたいという人にとっては、ハンドルを短くできるので、先ほどの画像のような持ち方もできれば、長くして肩に掛けるという持ち方もできます。余談ですが、某セレクトショップのメンズバイヤーさんも私と同じような発想で「手に引っ掛けて持ちたいバッグだね。」と言っていたそうです。個人的にちょっと嬉しくなります。

 

さらに、一番最初の画像からも見えるとおり、ショルダーベルトもついているので、片手を塞ぎたくないというときや、緊急時にはショルダーベルトで肩に掛けられるという。こういう細やかな気遣いがETiAMさんらしさを感じます。きっといろいろな人がいろいろな使い方を想定して作られているからこそなんですよね。

 

ざーっとした説明となってしまいましたが、今私が一番注目しているのがこのバッグなんです。オフの日に、いつものトートバッグやその他のバッグとはまた違った、こんなデザインのバッグを持つのもまた斬新でとても面白いなと思っています。秋冬はもちろんのこと、コーディネートが単調になりやすい春夏には特にコーディネートを格上げしてくれそうだと思っています。

 

男性から見たら少し女性的なバッグのイメージを持たれる方もいらっしゃるかも知れませんが、こういうバッグを敢えて持って外すのもアリだと思います。そもそも巾着バッグにしてもウィメンズから始まった流れですしね。ETiAMさんも、女性だけでなく男性にも持ってもらいたいというコンセプトで作られたとのこと。是非男性にも広まって欲しいです。

 

私個人としては、男性ももっと視野を拡げて、色々なデザインのバッグを持つべきだと日頃から思っています。とかく男性は蘊蓄やブランドの歴史みたいなものに囚われがちで、新しいものに挑戦する人が少ないように思うだけに尚更です(それが悪いという話ではないので誤解なさらず。)。

 

ちなみに、このバッグの展開は、ETiAM蔵前店さんを始め、阪急メンズ東京などでも展開が始まっております。

 

私は、この秋冬か、春先か、どのタイミングで買おうか悩み中です(笑)買うことは間違いないです。

 

店舗情報を下に記載しておきます。直営店である蔵前店の店舗はカフェ併設なので、バッグを見たあとにカフェで一休みもできます。実は、私自身かなり蔵前店さんのカフェの居心地が好きで、月に2、3度カフェだけでも利用したりと、結構通っています。(笑)

店舗情報
・住所:東京都台東区蔵前2-3-5
・営業時間:11:00-19:00(火曜定休)
・TEL:03-3864-2655
・公式オンラインサイト:https://etiam.jp/
・公式Instagramアカウント: https://www.instagram.com/etiam___official/

 

 

クリスマスが近いこともあり、もちろん女性が持っても素敵なバッグなので、パートナーの方にプレゼントするのもいいと思いますし、2人で共有するのもアリだと思います!もちろんこのバッグ以外でもユニセックスに使えるデザインのバッグが多いので、オススメです!

 

もうすぐクリスマス!みなさん素敵なクリスマスを過ごされてくださいね!

 

それでは今回もありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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