おはようございます!
なおきです。
一気に冷え込んできましたね。私も今季ようやくウールコートをデビューさせました!
さて、今回は私の好みのシューツリーについて書きたいと思います。
シューツリー、金額も安い物から高いもの、純正品まで巷にはたくさんありますよね。
その中でも純正品を除いて、私が主に使っているのがこちら。
時計回りに12時の方向から右周りに、sleipnir(スレイプニル)、collonil Diplomat Europian (ディプロマットユーロピアン)、荒川産業 キングヤード。
価格帯はどれも6000円前後のものになります。
ちなみにこれより廉価なものは使っていますが、コルドヌリアングレーズやダスコ、サルトレカミエの価格帯のモノは持っていません。私の周りからはサルトレカミエが評判がいいのですが私には高くて買えません。泣
ということで、中堅クラスのこの面子達で比較していきます。
私がシューツリーを買う際に何よりも優先するのが踵の細さ。
左から、スレイプニル、キングヤード、ディプロマット。
なぜかと言うと、私が履く靴は踵の細いものが多いのですが、一度踵の太いシューツリーを入れていたところ、踵がガバガバになってしまったからなんです。ですので、靴によりますが、細い踵の靴には必ず細い踵のシューツリーをいれるようにしています。
ちなみにこの3つの中で一番細いのはキングヤード。次がディプロマットでスレイプニルの順です。キングヤードはかなり細いのでどんな靴にも問題なく入れられます。
次に甲周りの幅と長さ。
左からディプロマット、スレイプニル、キングヤードの順です。
ここは靴全体へのテンションのかかり具合に一番大きく左右されるところなんで、重要視しているポイントです。
この中で見ると、幅は3つともほぼ同じですが長さが違ってきます。つま先から踵までの面積が一番大きいのがキングヤードです。次にスレイプニルでディプロマット。
履き口が深い靴にはここが長い方がテンションをかけてくれる面積が増えるのでありがたいのです。反面、ローファーのように履き口が浅めの靴だと無駄にテンションがかかってしまう気がします。
そして、次に甲の高さ。
手前から、ディプロマット、キングヤード、スレイプニル。
一番高いのはスレイプニル、次がキングヤードでディプロマットの順。
甲が高いとその分甲の高くまでテンションをかけてくれるので、ある程度は高さも欲しいところです。
そして、持ち手の金具部分。
左からスレイプニル、キングヤード、ディプロマット。
リング状のものがスレイプニルとディプロマット。平のものがキングヤード。
この辺りは完全に好みですが、出し入れしやすいのはキングヤードの平のもの。
何故かと言うと、特にツリーを取るときに気を使いながら取ることができるんです。ガサツな私の性格上、リング状のものだと取るときについついそのまま力技的に上に引っ張って取ってしまいがちになるんですが、平状のものは一旦つま先方向に落としてテンションを緩めてから取ることができるんです。
何が変わってくるかと言いますと、踵の内張に掛ける負担が変わってくる気がするんです。
後に書きます要素と含めて、それで何足も踵の内張を痛めてしまい。。。
シューケアなのに痛めてしまっては本末転倒ですね。もちろん、ガサツな私の性格によるところが大きいですが。。。
そして最後に。
左からスレイプニル、キングヤード、ディプロマット。
画像はあまり関係ないですが、ニスの有る無しと通気口の有る無し。
吸湿性でいえばやはりニス無しの方がいいと思います。一方で、通気口がある分通気性を良くしてくれるので、その分のリカバリーはあるように思います。
また、ニス無しはシダーウッドなので香りも良く、靴の消臭効果にも一役買ってくれているように思います。収納自体がシダーウッドの香りになるのでありがたいですね。
一方で、ニス無しの方が表面のザラザラ感で内張に摩擦がかかりやすく内張を痛め安いように思うんです。また摩擦が少ない分ニス有りの方が出し入れもスムーズに感じます。
先ほどの持ち手の金具の要素と相まって、私の性格上はニス無しのスレイプニルとディプロマットだとやや慎重に出し入れするようにしています。
と言っても、スレイプニルもディプロマットもニス無しとはいえ、かなり表面が慣らされているので、そこまで神経質になるレベルでは無く、安物のシダーツリーでやられたというのが本音です。シダーウッド製を買うときはそこは注意したいところです。
と、こんなところで、私が普通のレースタイプの靴に使っているのが、一番出し入れの頻度が高くなることや靴全体のテンションや負担を考えてキングヤード、次にスレイプニル。
ローファータイプに使っているのが、履き口が浅めで甲の高さのテンション低めのディプロマットになります。
私の好みの話になってしまいましたが、何かの参考にして頂ければ幸いです。
ではでは、今回もありがとうございました!!