コットンパンツ。裾処理に纏わるエトセトラ。

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年末年始の忘年会やら新年会やらで、未だ嘗てない程に太ってしまったトモ・クルーズです(笑)。

 

前回、ダブル・ブレストについての記事を書かせて頂きましたので、今日はパンツについて。

 

 

 

 

 

 

私の職種は所謂“ジャケパン”スタイルが望ましくて、スーツを着る事はほぼありませんで。最近着用したのは超が着くほどお偉いさんと面会した時くらい(笑)。

 

 

なので、必要となるパンツはウールパンツとコットンパンツ。勿論、クリースがしっかり入る事を前提としたチョイスとなります。

 

 

 

 

これまでパンツの裾処理は『ウールパンツはダブル』、『コットンパンツはタタキ仕様』で決め打ちしてきました。

(パンツの裾処理は通常『タタキ』『シングル』『ダブル』と三択)

 

 

 

 

⬆︎ しかし、今期2017AWにおいてはコットンパンツも人生初のダブル仕様にしてみました。

 

なぜかというと、その理由はパンツのシルエットにあります。

 

ダブル仕様にしたのはすべてプリーツ入りのコットンパンツ。プリーツパンツは基本的に太腿辺りに余裕が出るし、裾に向かいテーパードがかかっている。

 

 

その場合ダブル仕様の方がアクセントにもなるし、何よりクラシックな雰囲気があっておさまりが良い気がしているのです。

 

 

 

 

 

徐々にパンツシルエットが太くなっていってるのは周知の事実かと思いますが、そうなって行くと裾も広がって行く。

 

ここで問題になるのが“裾がヒラヒラしてしまう症状”であり、ダブル仕様だとそれを防止できるという利点もあるかと。

 

 

…逆にダブルにする欠点は“しっかり感”がでるので、カジュアル使いが困難になること。

 

 

あとは通常、コットンパンツはダブルにする事を想定して作られていない(丈がウールパンツよりもデフォルトで短いコトが多い)のでこーなる事も⬇︎(笑)。

 

 

 

 

 

ダブル幅4.5cmにするためには都合(4.5+4.5+2=)11cm分余分に必要なため、テーパードの関係でインシームだけ解く必要が出る事もあるのです。

(今回は上記の理由からダブル幅4㎝)

 

 

私は『内側だし、見えないからいいや』と言う適当さで乗り切りますが、人によっては気になるかもですね。

 

 

素人ならではの感覚とはなりますが、パンツの裾処理に正解はないとかと。

 

 

だもんで、「あ〜!やっぱりタタキにすりゃ良かった〜!」となるのもファッションの醍醐味かと(笑)。

 

 

でも、今年新しい事を始めるならコットンパンツのダブルも案外良いかもです。

 

 

 

チヴェディアーモ(また、あいましょう)!!

 

 

 

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