おはようございます!
なおきです。
ここ最近続く猛暑の中に、季節感が全く無いタイトルになりますが、18FW第一弾逝きましたのでご紹介させてくださいませ。
さて、前回の私のブログで予告しました、Michele&Shin さんでのオーダー。逝くなら勢いで!とのノリで、メンバーのKOUSEIを無理矢理連れ出し、いよいよオーダーしてまいりました!!
ちなみに、既に散財診断士メンバーがオーダーの様子をご自身のブログであげられているのでそちらもご参考ください。
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https://ameblo.jp/borderless11/entry-12387073375.html
では、早速オーダーの様子をご紹介します。
前回伺った際にオーダーする生地は二つに絞り込んでおり、
このブルーのドネガル(ドニゴール)っぽいネップの生地か、
シェトランドツイードっぽいチェックのどちらか決めておりました。
チェック柄が好きな私としては、下の生地に心がかなり惹かれるのです。一方で、手持ちのアイテムでは持っていないネップ柄にもかなり惹かれるところ。
どちらも今年の春前から今季の秋冬に作ろうと目論んでいた生地なんで、めっちゃ悩みました。(以前の私のブログで、「来秋冬に着たいジャケット生地 前編・後編」に記載してありますのでご参考ください。)
あーでもないこーでもないとKOUSEIメンバーやスタッフのSHINさんと長いこと悩んでいたところ、SHINさんから、「ナオキさんはチェック柄を多く持っているので、今回はブルーのネップにされては?」との一言に、迷いを断ち切りブルーのネップに決定!
でも、この生地をどうするかという過程がオーダーの醍醐味でもあり、また、至福の時間でもあります。笑
こうやってスタッフさんやアテンドしてもらった人が混じって話をするとこの時間の楽しさも倍増します。
さて、生地も決まり、いよいよデザインのオーダーへ。
私の今までのオーダーはパターンが決まっているため、あとはどのパターンを選ぶかというところなのですが、今回は、デザインを一から起こしていくという未知の体験なので、緊張とともにめっちゃワクワクしました!
自分の中で作りたいデザインのイメージは粗方持ってはいたのですが、ゼロからイメージを伝えるのはフルオーダー初心者の私にはさすがに難しいところ。
KOUSEIメンバーにこのためにイタリアの某ブランドのジャケットを持ってきてもらい、それを参考にしながら決めていくことに。
ラペル周りのデザインを見てもらったり、
全体の仕様などを確認してもらい。
大元のデザインはダブルで決めておりましたのでダブルのジャケットを参考に進めました。
まずは重要なラペルデザインから話をしていきます。
私にとってラペルの雰囲気はジャケットの顔とも言える部分。初めての試みなだけにここは入念に話込み。
まだ言葉でしかお伝えできませんが、今着ているものよりも少しゴージラインを下げ、ラペル幅も大きめに。
今季のピッティではどうだった、今までのスタイルはどうだったとか、今後はどうなっていくか、あそこのブランドのスタイルはどうだとかetc…
こんな感じでデザインでもあーでもないこーでもないと、話が逸れながらも決めていく過程は今までにない楽しさにテンションも上がります。
代表の松本さんにデザインをスケッチに起こしてもらいながら決めていきます。
デザインをスケッチするのがあまりにあっと言う間過ぎてビックリしました。笑
ラペル周りなどは完全に好みが分かれるところで、実はメンバー内でも全員がそれぞれが違う考えだったりするのでまた面白いんです。
人が聞いたら何が違うの?っていうレベルの話なんですが、そんな僅かな自分のこだわりの違いを反映することができるのも嬉しいところです。
ちなみに、仮縫いの段階でも微調整は可能とのことなので、安心してイメージを伝えることができました。
また、こんな感じでミケーレさんの海外のパートナーの方のデッサンもあったりして、それを元にイメージ作りもできたので、思いのほかスムーズにイメージを伝えられたのも楽しかったです。
このデザイン起こし、想像以上に楽しいです!
世界でただ一つ
という謳い文句はオーダーの話では良く聞く話ですが、これこそフルオーダーならではの、世界でただ一つ、を実感することができました。
この段階で私のテンションはいよいよピークに向かって行ったのですが、ラペルのデザイン以上に自分が今回やりたいと思っていたことがありまして。。。
それを書き始めると終わりまで書かなくなってしまうので、それはまた次回の後編で。
一先ず感想をお伝えしますと、フルオーダーという未知の体験。決して安くは無いですが、価値のある経験。それが既成インポートのちょっと高めのジャケットと同じくらいの価格でオーダーできるなら選択肢の一つとしてもアリだと実感しました。
ではでは、今回はこの辺りで。また次回!
ありがとうございました!!