おはようございます、在宅勤務により筋トレ回数が増え、ジャケットのフィットが臨界点のすけしんです!!
ちょっと考えてやらないと色々とヤバイです。。。
さて今回は以前にお伺いした、レザーアウター”Emmeti”の日本総代理店であるインテレプレさんのショールーム潜入レポです!!
都内の瀟洒なマンションの一室は、どこかで見たことのある(雑誌のスナップなんかでよく使われております)廊下があり、ショールームはまさにEmmetiワールド!!当たり前ですが(笑)圧巻のラインナップです!!
Emmetiの紹介はここでする必要もないほど色々なところで見られますが、ジェンツらしい目線でご紹介すると、ブランドは家族経営、そして生産は全てイタリアの”自社工場”で行っており、外注は一切使わない(クオリティコントロールの理由で)そうです。
で、日本の市場をどう考えているか?について、実は本国イタリア以外で一番売上が大きいマーケットは日本なんだそうです!
従い日本人の体型なんかもかなり研究しており、レザーアウターながら着心地は本当に自信がある!!ということです。
プレスの方にエントリーモデルを聞いてみたところ、まず最初の1着はEmmetiを代表するシングルライダース、Juri / ユリを着てみて欲しいとのこと。
ユリはテーラードジャケットをベースにしたデザインで、それまで少しハードなイメージのあったレザーアウターにドレッシーな要素を持ち込んだモデル。
オススメされるだけあってプレスの方も当日着用されていました(笑)
Giabsのパンツに革靴(パラブーツ)で合わせておられましたが、少しキレイ目な要素を持ってくるコーデがオススメだそう。
レザーの厚を0.7㎜(例えばSchottなどだと1.5-2.0mm)と薄くしたことで、真夏・真冬以外はシーズン問わず、言わば”軽くはおれるレザーアウター”としてEmmeti大躍進のきっかけとなったモデルです。
着てみた感想は・・・大袈裟な表現抜きで本当に軽く、また日本人の体型に合わせたサイズ感も相まって動きやすさも抜群!!これ本当にレザー!?という感じ!!
カジュアルな先入観がありましたが、ご覧の通りタイドアップにもバッチリはまります。
そして次にご紹介頂いたのは、Andrea / アンドレア
Juri(ユリ)がややドレッシーな路線であるならば、アンドレアはよりスポーティーなモデル。薄い中綿が入っており、秋冬の着用を意識した仕様。
画像で見るとユリとの区別が分かりにくいですが、薄い中綿入りなこともあり、着用感はまったく違います。
そして”H”、2019年秋冬からスタートしたモデル、アッカオモ。
アッカとはイタリア語で”H”を意味し、このモデルのディレクションを担当した干場氏のHなんです。
正直、氏の影響力ゆえに初めからビジネスで繋がったものと勝手に思っておりましたが、実は干場氏が以前から個人的にEmmetiを着ており、その縁から形になったコラボということ!!
もともと氏がガチのユーザーであるため、この”H”めちゃめちゃ拘ってます(笑)
まず前身ごろと後ろの長さが違うんです、
そして前がV字にカットされ、後ろが逆V字です。
これによって前を開けて着用した時のラインがジャケットのように綺麗に開く効果があります。
またレザー厚が0.9㎜(ユリは0.7㎜)と厚く、レザーアウターとしての武骨な質感を向上させています。
ユリと比べてたかだか0.2㎜ですが、これがぜんぜん違うんです!!
革の継ぎ目もできるだけ減らしたいという厄介な拘りもあり(笑)とにかく歩留まりが悪いというホンネも・・・
ちなみに当日はお話だけで実物は見られませんでしたが、2020年秋冬はこのH / アッカにムートンタイプが予定されています。
その名も、アッカムートン!!(はい、そのまんまです笑)
シルエットは基本、前出のアッカオモを踏襲しているそうですが、単に素材を変えただけでなく、ムートンを使い地厚になることで細部の修正を何度も重ねたということ!
2020年10月10日に全国一斉発売ということで、各ショップでは予約受付中のようですので、ご興味ある方は是非チェックしてみてください!!
2020年秋冬、私すけしんが個人的に挑戦したいと思っているモデルがダブル・スエードのHAMILTON / ハミルトンです。(狙っているのはこのモデルの色違い)
オフ用を想定しておりましたが、タイドアップで着てもいい感じ!!
ナオキ氏が提唱するオフでもタイドアップ!は意外とアリかもしれません(笑)
ショールームにあったサンプルはワンサイズ小さかったのですが、スエード仕様なのでタイトなサイズ感でも本当に動きやすかったです。
またカラーバリエーションも色々とあります。個人的にはスエード特有のこなれ感が、ダブルライダースという”アイテムの強さ”をいい感じに中和してくれるような気がしております。
このモデルに限らずスエードの売上は伸びているそうで、ブラックやグレージュなどは特に人気が高いそうです。
やや変化球でいくと、このJACK / ジャックはまさにレザーGジャン!リーバイス3rdモデルをベースにしており、ファッショニスタとして有名なBの西口さんも着用されてらっしゃいます。
(西口氏のインスタグラムより)
ジェンツのファッショニスタはA2スエードブルゾンColin / コリンを気に入っていました。
フライトジャケットオマージュながら、袖がリブになっておらず、またスエードの素材感も相まってすごぐ上品な印象。
上の画像のようなタイドアップもよく合う仕上がりに。
その他、我らがGiabsとのコラボモデルである、ニッティングジャージとレザーのハイブリッドアウターなんかもありました。
そしてこの記事を書くにあたり、どうしてもデリバリーに関する最新状況を聞きたく、改めてインテレプレさんにお問合せしたところ、社長のマッシモはじめスタッフ達が本当に頑張り、バケーションも返上で生産にあたってくれた結果、全て納期通りということでした。
この話を聞いただけでも、このブランドがいかに真面目にモノづくりと向き合っているか、そしてなぜ日本のマーケットで成功を収めたのかが垣間見えた気がします。
まだまだ妄想ではありますが、今年の年末辺りはEmmetiを着て笑顔で街に繰り出せたらいいな!!なんて思ってます。