おはようございます。
私的考察、ワタシが考える靴磨きの第3回目となります。
※第1回目はコチラ
※第2回目はコチラ
前回、この第3回目が最終回と告知させて頂きましたが、想定以上に文章が長くなってしまいましたので、次回の第4回目を最終回とさせて頂きます^^;
靴のケア、靴磨きに対する考え方が変わっていった経緯については第2回目に書かせて頂きましたが、そんなワタクシが、現在実施しているメンテナンス方法を実際にご紹介させて頂きます。
試す靴はといいますと…
7、8年前にペニンシュラで開催されたトランクショーにてMTOしました、ガジアーノ&ガーリングの正統ストレートチップ、オックスフォードです。
こちらも磨く頻度は年に3〜4回程度でしょうか。
①まずはお約束どおりに、紐を外して馬毛のブラシで隅々まで埃を落とすところから始めますが、キツく絞った濡れ雑巾で拭くこともあります。
②昔はモゥブレイのステインリムーバーをガッツリと使い、クリームやワックスを拭き取り靴をドスッピン状態にしていましたが、千葉スペシャルでの脅し?に屈したチキン野郎のワタクシ、最近はコレでサラッと汚れを落とすだけです。
サフィールノワール レザーバームローションです。
ビーズワックス、カルナバワックスも配合されていまので、靴の状態が悪くない時はここで終了、そのまま豚毛ブラッシングに移行してしまうこともあります^^;
ステインリムーバーも、少量でシコシコ汚れやクリームを落とすのではなく、ケチらずにタップリと使用すれば巷で囁かれているほど害は無いと思うのですが…
どうでしょう、このローションだけでも見た目は意外と?イケてしまいます。
③その後は乳化性などのクリームを浸透させるわけですが、ワタシが主に使うクリームはコレらです。
主に補色したい時にはサフィールノワールやイングリッシュギルド、革の本来の質感を強調させたい時はコロニルのディアマント(絶賛廃盤中!)、そして匂いを楽しみたい時にはジョンロブ…などザックリと目的はあるものの、正直その日の気分で決めています^^;
特にディアマントは、履き始めの頃に指が当たって痛い靴のインナーに指で塗りこむことによって、革が柔らかくなるので重宝してます〜ヽ(´▽`)/
是非お試しください!
残念ながらディアマントは廃盤になってしまいましたので、今は1909シュプリームデラックスが後継品でしょうか。
今回は、靴の状態も良く目立つ傷もないためジョンロブをセレクト、片足で大体この程度しか使いませんので、クリームが中々減りません!
ペネトレイトブラシにて、薄く広く伸ばしながら塗り込んでいきますが、今では指は一切使いません^^;
ちなみに最近はコバインキさえ使っておらず、この流れでクリームでコバやソールも対処してしまいます。
クリームの栄養をガッツリ吸ってくれているからか?艶感が無くなりました。
そして、ここから30分ほど寝かせます。
この寝かせる行為が果たして効果的なのかは分かりませんが、クリームが十分に浸透してくれているだろうと1人勝手に思い込んで、1杯やりながら楽しんで待つわけですね〜
最終回へ続く…