おはようございます、決算の追い込みのため珍しく仕事に没頭している散財診断士です^^;
私的考察ワタシの考える靴磨きの第4回目、最終回となります。
引っ張り過ぎましたかね…
さて前回の続きからですが、乳化性クリームを塗り込んでから30分、ちょうど1杯が終わる頃を見計らいます(笑)
④万遍なくクリームが浸透した?後は、ブリフトアッシュ別注の江戸屋の豚毛ブラシでコレでもか‼と革を磨き込みます。
この別注ブラシ、すぐに売り切れてしまいますが毛足も長くコシもあり、かなりオススメです!
このブラシを使い、シワや縫い目に添って磨き込むことを意識しつつ、コバやヒールの側面もガッツリ磨いて逝きます。
摩擦で火を起こすように容赦なく磨き込んでいます!!
ちなみに革がコードヴァンでも全く同じ手順でやっております。
余分なクリームを乾拭きで落としてアッパーのメンテは終了。
拭き取ると大体コレくらいになりますので、いかにクリームが少量であるとお分かりなると思います。
昔はこの後にポリッシュへと続くのですが、今では結婚式などの特別なイベントの時にしかやらなくなってしまいましたね〜
もう最近は、乳化性クリームだけの質感でちょうど良い気分だったりします。
⑤毎回はしませんが、最後は耐久性と防水性を高めるために、ソールにタピールを塗り込んで終了です。
最近はハーフラバーを貼ることが多いので、塗る面積はわずかです…^^;
ちなみにこのタピール、お酢が使われていますので玄関などでこぼしてしまうと悲惨なことになります。
最後の仕上げは邪道ですが…
スポンジをストッキング(正規ルートで入手)で包みまして…
サラッと磨きます。
この横着な磨き、最少のパワーでコバやヒールにもイイ感じに艶がでますのでオススメですよ〜ヽ(´▽`)/
以上で終了です。
30分寝かせる行為をしなければどうでしょう、両足で15〜20分程度の時間でしょうか。
この工程が年に3〜4回程度です。
何のオチもありませんでしたが、結局は特別なことは何1つやっておりません。
この数年間で磨く頻度とプロセスを大幅に減らしましたが、靴の状態に特にネガティブな変化も見当たりません。
靴磨きについてはワタクシ、トーシロでしかありませんので決してこの磨き方をオススメはしませんが、釣った魚に与えるエサは最小限の手法が今のところ功を奏しているようです~ヽ(^o^)丿