本日はいよいよ大晦日。どうしたって一年を振り返ってしまう訳ですが…若い頃は結構な食わず嫌いだった自分を思い出すトモ・クルーズです。
皆さんもありませんか?
初見では『なんだこりゃ?』と思ったモノが“じわじわ”と気になり、結果手に入れ、そしてボロボロになるまで使った一品が。
そんな『食わず嫌い』から『大好物』になったアイテムがこの程復刻。
それでも、郷愁にほだされて買うのもなんだな…と思っていたところ…バッチリセールになっちゃったもんで(笑)。
結局南極、ゲットしたのが…
NIKE / Air Moc Chukka Ultra!
(ナイキ エアモック チャッカ ウルトラ )
オリジナルは95年リリース。通称チャッカモックと呼ばれたアイテムで、実に23年ぶり?の復刻となります。
このチャッカ・モック、見た目が『コッペパン』みたい。23年前最初見たときは、『ダセェ~!誰がこんなもん履くんだよっ!』と思いました(笑)。
現に、当時日本のインラインに展開は無く、輸入品で流通。高感度オサレピーポーが着用し、じわじわと人気に火がついたと言うほど品でして。
この事実からも分かる通り、日本ナイキも売れるとは微塵も思ってなかったのだと。
かくいうワタシも、当時超絶お洒落で有名だった「ナンバーナイン初期スタッフ」の方が履いているのを目の当たりにして、初めて買ってみようと思ったくらいで。
完全に出遅れて購入しました事を白状します(懐かしい…)。
ご覧いただき分かる通り、紐が無いのでジャストで履くしかない。ドローコードが付いてますが、はっきり言って『気やすめ』程度の機能しか発揮しません(笑)。
この不便さを楽しむのがチャッカ・モックの魅力(笑)。
ちなみにトップは天然皮革。穿き込むほどに自分の足グセにあった皺が入っていき、味が出て来るのです。
あと、肝心要のサイズ感について。チャッカモックは1㎝刻みの展開。
私はスニーカー(ナイキ、ニューバランス、コンバース)は軒並み26.5㎝、革靴だとほとんど25.5㎝です。
そんな私が、このエア チャッカ モックは『26㎝』でした。27㎝の方が履き入れは楽なのですが踵が浮き続けるという現象が起き、これが非常にストレスフル。
よって、普段26㎝の方は26㎝でOK!。26.5の方はハーフサイズ下げて26㎝を買われると良いと思います。
このブーツタイプ・チャッカ・モックのサイズ感についてはネットでは、どう検索しても全く出てこなかったので、記しておきます。
参考にして頂けたら幸いです。
⬆︎ 一昨年、GO OUTの表紙になった『AIR MOC BOMBER / エアモック ボンバー』も当時凄く気になったのですが…
私は基本的に『スニーカーは損』だと思っているので買いませんでした。何故なら靴底が減ったら終わりだから(笑)。
その点、グッドイヤーウェルトのシューズはしっかり手入れしていけば死ぬまで履ける可能性がある。
そんな庶民丸出しで靴を選ぶワタシでも、今回のエア・チャッカの復刻は欲しかった!。
色々理由はあるのですが、休日は息子と公園遊びとか諸々あるので革靴では対応出来ないし、茶系の靴ってデニムと相性良く本当に便利だもんで。
ただ、ゴツいブーツだと息子の予測不可能な動きに機敏に反応するのが難しいし、滑り台もゴツいブーツだと一緒にすべりにくい(笑)。
だもんで、柔らかで手軽なコチラは本当に重宝してます。
そうそう、私の記憶ですとオリジナルのインナーは薄手のフリースだった気がするのですが、こちらは普通のさらりとしたナイロン・ライニング。
寒がりの私はフリースの方が良かったなぁと。
(記憶が違っていたらすいません)
早速、街着でも活躍中!
久々に履いてみて思ったのは『絶妙にダサかっこいい!』ってこと。
二十代にチャッカ・モックを履かれていた方、安くなっている今が買い時。
チャッカ・モックを通ってない皆さま。『コッペパンみたいでダセェ!」と思ったなら、それは『大好物へ入り口』にいる証かも知れませんよぉ~!
是非、足入れしてみて下さいませ!
最後になりますが…
2018年1月1日よりスタートしたTOKYO GENTS。1年間ご愛読いただき本当にありがとうございました。
『素人の、素人による、素人のための大人ファッションブログ』をテーマに綴って参りましたが、どなたかのお役に立てていれば幸いに思います。
ジェンツメンバーは各々素人で本職は別にあるため、全てのご期待に沿うことは出来ませんが来年も、“素人だからこそ出来る発信』を続けて参りたいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
チヴェディアーモ(また、あいましょう!)