【前編】アンティーク・ヴィンテージウォッチを探している方必見!!横浜の実力時計店 FIRE KIDS!

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こんにちは!!

 

なおきです!!

 

ゴールデンウィークも後半に突入して、コロナ禍もあり特に遠出の予定もなく、街中をフラフラしたり好きなモノを食べに行ったりするだけの無為な日々を過ごしております。

さて、ここ最近個人的に洋服への興味から小物などその周辺に移りつつ私。その中の一つがアンティークウォッチ(ヴィンテージウォッチ)。

前のブログでも書きましたが、私が持っている唯一のアンティークウォッチのオメガシーマスター。

エントリーモデルで10万円ちょっとの全く威張れるものでも無いですが、この時計をゲットしたのと、かなりのアンティークウォッチ好きな友人の影響もあり、だんだんと興味は深まって行ったのです。

去る3月末日、その友人に、「とある時計店がリニューアルオープンするからと是非一緒に行こう」と誘われ。

アンティークウォッチ店、以前から行きたくてもなかなか一人では行きづらいところもあり。詳しい友人とならチャンスとばかりに,あわよくばいい出会いがあったらショッピングローンでも組んでやろうかというつもりで誘いに乗って行って参りました。

その向かった先は、横浜市の白楽の商店街の中にある時計店。こんなところに時計店が?と思うような雑居で賑やかな商店街をワクワクドキドキさせながら抜けていくと、何やら他のお店とは明らかにオーラが違うお店が目の前に。

辿り着いた先のその時計店とは、

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この日はリニューアルオープンということもあり、お祝い花がたくさん飾られて、たくさんの人がお店に溢れ返っていました。

ちなみに、このFIRE KIDSさん、1995年に開業し、今まで続く老舗時計店。初代の方から二代目の店長にバトンタッチされ、そのタイミングでのリニューアルオープンとのことでした。※詳細はホームページで紹介されているのでご参照ください。

正直、アンティークウォッチに対する知識も浅い自分がアンティークウォッチ店に入ること自体ドキドキもの。

そんなドキドキの中、扉を開けたところ、笑顔で迎え入れてくれたのがその二代目の野村店長。

私の中でアンティークウォッチ店というと、職人気質のスタッフさんが小難しい顔で店頭に立っているイメージでしたが、この野村店長の笑顔のお出迎えにそのイメージは一切吹き飛び、ドキドキからワクワクに変わりました。

ブログで書くことにもご快諾いただき、早速店内の様子を写真で撮らせていただきました。

先ずは店頭ショーケースに並べられたFIRE KIDSさんイチオシの時計から※3月26日時点での在庫です。

まず目を引いたのがこちらの三本。この中でも目を引いたのが,真ん中のオメガオートマチック。Cal.490の1955年製。文字盤の焼け具合が絶妙にブラウンかかっていたり,秒針がインダイヤルになっているデザインも素敵でした!

次に目を引いたのが,左のデイトジャスト。1974年製。Cal.1570。1570は,1960年代半ばから1980年代後半まで長きに渡り製造された,ロレックス社製のムーブメントの中でも精度と耐久性のバランスが取れた傑作ムーブメントとして未だ評価の高いムーブメントですよね。アンティークウォッチ音痴の私でも,このキャリバーについては何度も目にしたことがあります。写真では伝わりづらいですが,時計全体の状態がかなり良く,62,8000円とかなりお得に感じました。

次に目を引いたのがこちら。真ん中のオメガコンステレーション。1966年製,Cal.751。ゴールドケースのデイデイト機能付き。ゴールドケースがちょうどいい塩梅で色褪せているところがたまりませんでした。そして,私が当日,悩みに悩んでショッピングローンまで組みそうになりかけたのが,左のロレックスサブマリーナ。Ref.16800,1982年製,Cal.3035。1982年というと私が生まれた2年後の時計。実は,1980年製のサブマリーナを探していたので,これには本当に惹かれました。この年代のサブマリーナを探すと,1980年代前半製とか後半製とか,年代の特定ができていないモデルが多いのです。年式をきちんと特定できるモデルを置いてあるがのさすがだと実感しました。1980年だったら間違いなくショッピングローン組んでいたと思います。(笑)

次にこちら。ホイヤーオータヴィアクロノグラフ。Ref.2446,バルジュー72,1960年代。バルジュー72搭載モデル。バルジュー72といえば他のブランドの時計だけでなく,ロレックスデイトナにも乗せられいたことがある名機。詳しくはグーグル先生にお願いするとして,それ以外の意味で,ホイヤーは,私が高校生の時にバイトで必死こいてお金を貯めて、初めて買ったブランド時計。タグホイヤープロフェッショナルというクォーツ時計でしたが、今思い出すととても懐かしいです。そのホイヤーのアンティーク時計を見るのは実は初めてで,この時計は文字盤の焼け具合、搭載キャリバー等やデザインも含めて欲しくなった一本でした。

そして,最後はIWC。写真がピンボケして年代等が分からなくなっていますが,これも個人的には値段等に対してかなりお得なモデルだと実感した一本でした。あと,横のカルティエ。カルティエ自体は宝飾品としてのイメージが強いですが,時計ブランドではなく,あえてカルティエを選択して,スーツの袖口からそっと覗かせるのもさりげなくてかっこいいなと感じる時計でした。言い方悪いですが,女性ウケは絶対にいいと思います。(笑)欲しい時計が一通り揃ったら買いたいブランドの時計の一つです。

 

店頭のショーケースに並んでいた時計はこんな感じで,やはりどれも垂涎ものばかり。ショーケースを見ているだけでも30分以上は経ったと思います(笑)。

 

次はお待ちかね。店内のラインナップです。あまりに多くて全て撮り切れませんでしたが、圧巻のラインナップをどうぞご覧下さい。

 

この中でも特に私が目を引いたのが、一番左のエベラールスカフォグラフ300。エベラールというとドレスウォッチ、クロノグラフというイメージが自分の中では強くありますが、このスカフォグラフ300は、数あるダイバーズモデルの中で、各ブランドの現行ダイバーズモデルも含めて、めちゃくちゃカッコいいと思うモデルの一つ。そのアンティークのスカフォグラフをセレクトされるなんてめちゃくちゃセンスがいいなと感じました。ダイバーズをあえてエベラールで。スーツやジャケットの袖口からこの時計が見えたら、個人的にはめちゃくちゃセンスいいと感じる時計です。

次は、時計好きじゃ無くても誰でも分かる、オメガスピードマスターシリーズ。中でも目を引いたのは、奥の右から2番目のスピードマスター1982年にドイツ限定で発売され、製造期間は僅か「4という希少なモデル。初めて知ったモデルですが、まだベルリンの壁がドイツを東西に隔ていた時に、その西ドイツで僅か4年しか販売されなかったという、正に歴史と希少性を感じさせるこのモデル。なかなか流通することが無いというこのモデルをセレクトできる点が、お店がしっかりとした流通ルートを持っている証だなと感じさせられたモデルです。

お次はオメガのアンティークウォッチの中でもエントリーモデルに位置付けられるモデル。冒頭の私の時計と同じく、シーマースターのアンティークウォッチですね。私の様に初心者の方でも手が届き易いモデルでは無いでしょうか。私個人としては、特に若い方が、スーツスタイルのときに、どうだ!と言わんばかりのギラギラした時計を身につけているよりも、こういう時計をさりげなく着けている人の方がオシャレに見えます。価格がかなり親切な設定なので、アンティークウォッチ初心者の方オススメです!

こちらもオメガのレイルマスターを除けば,先ほどよりも少しお高めのオメガのエントリーモデル群。その中で前面に打ち出されたレイルマスター,一本だけ桁違いの金額ですが,それもそのはずかなり貴重な時計。実際に見たのは初めてなのですが,この中でも一本異様なオーラを放っていたのは間違いありません。このレイルマスター,手巻き式ですが,当時のアメリカの鉄道員が手巻きしながら時計を合わせていたことに思いを馳せながら,手巻きで時間を合わせるのも通な感じでいいですね!この時計を着けている方を見たら,正直デイトナを持っている方よりも羨ましいかも知れません。何度も言ってますが,こういう時計までセレクトされているところが本当にすごいと実感します。

まだまだ続きますよーオメガ。一つ前のものよりもさらに古いアンティークオメガ。なにせ1940年代からのモデルです。第二次世界大戦前後から80年も経ったモデルが,今もなおこうやって店頭にしっかりと売られている。正直,ここまで古いアンティークウォッチを見られるなんて,私にとっては博物館級。こういうモデルをセレクトが可能であり,さらにそれを実際に自信を持って販売する。本当に実力があるお店であるとめちゃくちゃ実感させられた一群でした。

そろそろオメガも終わりになってきました。さらに古いオメガ。左から二番目のセンターセコンドなんて1930年代!でもすごく状態も綺麗。値段も19,8000円。この年代の古さと,スーツやジャケパンなどにも自然に馴染んでくれるデザインのこのセンターセコンドは,実際に自分でも所有したいと思える一本でした。今から20年ちょっと使ったら,1世紀に渡って時を刻んだ時計になりますもんね。それは,どこぞのギラギラした時計とはまた一線を画する価値を感じます。

ゼニスに始まり,いくつかは私にとって初めて聞く時計ブランド。この辺は好きな方は本当に好きなんだろうなと感じます。それにしてもゼニスの鉄仮面,本当に鉄仮面を被っているようで可愛らしさを感じます。今のゼニスには全く見られないデザインは,アンティークのゼニスならではですね。

はい,そしてIWC群。所謂オールドインターですね。アンティークなので,IWCのブランドロゴではなく,全てInternational Watch Companyの筆記体ロゴ。以前,IWCのインヂュニアを所有していたこともあり,IWCは個人的にかなり思い入れのあるブランド。特に,この筆記体ロゴのオールドインターは,一見してIWCと分からない,見る人が見れば分かる,そういうセンスある時計だと思っています。個人的な偏見ですが,アンティークウォッチの中でもオールドインターはどれもデザインが他と比べて上品さを感じさせるところが大好きです。スーツやジャケットに対しての相性は抜群ですし,価格もこなれているので,初めてのアンティークウォッチとしては個人的に一番いいと思える時計です。

次にこちら。ミネルバやルクルトなど。どれも本当に素敵ですね。ルクルトやヴァシュロンコンスタンのアンティークウォッチは初めて見ました。ヴァシュロンコンスタンはやはり桁が違うだけあって放つオーラも半端なかったです。値段はそれなりにしますが,現行とこっち,どちらかしか買えないと言われたら間違いなくこっちを選んでいると思います。

はい,来ました。みんな大好きロレックス。こちらはパーペチュアル群で,ロレックスの中でも入門編的なモデルですね。それにしてもロレックスは他のブランドと違って,値段がツーランクくらい上ですね。ただ,やはりさすが王座ロレックス(ロレックスが好きで無い方ごめんなさい。),この研ぎ澄まされたデザインは,とてもシンプルでありながら,洋服もオンオフ問わずいけて,それでいてロレックスというステータス的なものも備えられる一本としては,決して高くない値段だと思います。

お次はロレックスのお膝元ブランド,チュードル(現行チューダー)。一番奥の一番左のチュードル,1930年代とびっくり。しかも金無垢で,秒針がインダイヤルのデザインがまた溜まりません。今、金無垢ケースの時計が欲しいので,これはめちゃくちゃ惹かれた時計のうちの一本でした。

お次もロレックス。私の中ではロレックスといえば,ザ・ロレックスのデイトジャスト群。今でも保証書や箱が残っているものもありびっくりです。アンティークのロレックスで箱まで残っているものなんてほとんど見かけないので本当に貴重ですね。それにも関わらず値段もアンティークのデイトジャストにしてはかなり良心的だと思います。特に一番左のモデルはカード切っても買っていこうかと本気で悩んだ一本でした。

そしてお次は,アンティークロレックスの中でも群を抜いて人気な,サブマリーナとデイトナ。この辺は,私の拙い知識での説明よりも,グーグル先生の方がたくさんの情報が載っており,かつ詳しいのでそちらにお任せします。それにしても,サブマリーナやデイトナ,特にアンティークモデルの値上がりが本当に半端ないですね。でも,それだけたくさんの人を魅了させる理由は分かる気がします。

さて,また戻ってデイトジャスト群。こちらもなかなか見られない,保証書やカタログ付きのデイトジャスト。アンティークのロレックスを買う,そこに保証書がきちんとついていれば本当に安心できますよね。巷に溢れるアンティークのロレックスはほとんどが保証書や箱が無いものばかり。FIRE KIDSさんが箱や保証書がちゃんとあるアンティークロレックスをセレクトして来られるのは本当にすごいと改めて実感させられました。

お次はこちら。正直私にとってはどれもお初にお目にかかるブランドのアンティークウォッチ。価格はとても小慣れていて,どれも年式が古いので,気軽にアンティークウォッチを楽しめるモデルばかりですね。どれもとてもシンプルなデザインなのでスーツとの相性がめちゃくちゃ良いと思うので,エントリーだけでなく,スーツに合わせる一本などとして,二本目以降の所有としてはいいかも知れません。

お次はこちら,こちらもアンティークのエントリーモデルとしては最適な時計。正直,ブローヴァ以外どれもお初にお目にかかったブランドで何も語れませんが,気楽にアンティークウォッチを楽しませてくれる,そんな数々の時計でした。

お次はこちら。目を引いたのがゾディアックのGMT。ゾディアックのGMTはベゼルがペプシモデルのものは見たことがありましたが,このアンティークのゾディアックのベゼルは,アンティーク感を一層感じさせられるモデルで,気楽にアンティークのGMTを楽しみたいという方には,値段も手頃なのでとてもいい一本だと思いました。こういうモデルまでセレクトする幅が本当にすごいですよね。

そしていよいよ我らが誇る日本のブランド群。セイコーにオリエントにシチズン。海外勢に負けていないオーラを十分に発していました。アンティークのセイコーの,シンプルな三針時計を着けている知人がいるのですが,本当に時計好きであり,それでいてスーツやジャケットの着こなしからカジュアルのセンスまでとても上品なんです。そして,下手にブランド物をもてあそばないバランス感覚の優れた知人なんです。そんなイメージから,セイコーのアンティークウォッチを選ばれる方は本当に素敵な方なのだなぁという印象です。

そして締めはこちら!!!グランドセイコー。やはり日本人であれば日本の誇れるブランドで締めたいものです。(笑)これは,比較的年式の新しいモデルですが,価格が安い。デイト機能付きでこの価格はめちゃくちゃ魅力的でした。個人的には王道にロレックスが一番好きなんですが,グランドセイコーってどこかしら頭の片隅に常に残っているんです。何故かどこかでいつも意識してしまう。そんな魅力的な時計です。

 

さて!!気づいたらめちゃくちゃ長くなってしまいましたが,いかかでしたでしょうか!?

これでも店内の一部ですから,FIRE KIDSさんの品揃えは本当に圧巻です。ここまでアンティークウォッチを揃えているお店もなかなか無いと思います。

 

このように色々なアンティークウォッチを拝見させていただき,野村店長ともたくさんのお話をさせていただいて,FIRE KIDSさんに感じたことは,なによりもアンティークウォッチに対する並々ならぬ思いが強いことです。場所柄的にも時計に価格転嫁されていないので,他のショップに比べても値段は抑え気味だと思います。

 

ちなみに,FIRE KIDSさん,かつてはCMWの資格を持った高級時計師さんがメンテナンスを行なっていたそうで,今はその引退されたされた方の後を引き継いだ技術顧問の人の承認を経た時計でないと販売しないそうです。保証は一年保証。アンティークウォッチにしてはとてもロング保証ですよね!それも自信の表れだと感じます。

 

また,今まで見た来たようにアンティークウォッチの幅がとても広いこと。見ているだけも本当に楽しいです。定番のロレックスから日本のセイコーまで,年式も幅広くカバー。圧巻の品揃えなのは画像を見ても分かっていだだけると思います。

 

そして,何よりもこのFIRE KIDSさん,本当に入りやすいアンティークウォッチ店です!野村店長を始め,本当に時計好きなスタッフさんが親切丁寧に説明してくれます。よくある,「入ったからには買って行けよ」とか,知識が無いことに対して上から目線で来られることは一切ありません。それこそたくさんの質問をこれでもかとぶつけましたが,嫌な顔一切せずに,むしろこちらが恐縮するくらい丁寧に対応してくれました。

 

FIRE KIDSさん,ネット通販を利用でき,各種相談にもしっかりと応じてくれるとのことで,安心してネット通販でも購入できると思うので,遠方の方だけでなく,近くにいいアンティークウォッチ店が無い,といった方などにも特にオススメできるショップだと思います。

 

最後ですが,アンティークウォッチはドレスファッションとの相性も抜群ですし(むしろ一番似合う時計だと思います。),最近流行りの古着との相性は言わずもがなですよね。ファッション好きなら一本は持っておきたい時計です。

 

今回は,資金面と私が本当に欲しいというモデルに出会えなかったので購入に至りませんでしたが,資金がある程度貯まったところでFIRE KIDSさんにとあるモデルを探してもらおうと思っています。やはり買うならアンティークの専門店であり,それも安心と信頼ができるお店で買いたいです。

 

それではとても長くなりましたが,今回はこの辺で!!

 

次回は,後編,FIRE KIDSさんオススメの3本と,FIRE KIDSさんのラインナップから私が選んだオススメの3本の紹介をしたいと思います!!

 

 

ではでは今回もありがとうございましたm(__)m。。。

 

 

 

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