インフルエンザ疑いの高熱で病床からブログを綴るトモ・クルーズです(笑)。
月曜日を楽しみにして下さる皆様、お昼投稿になったことをお許しください。
個人的なファッション・テーマとして昨年から念頭に置いているのが『ラギット 』。
クラシコにどハマりする前に好きだったモノを買い直したり、昔買えなかったモノに食指が動いたりの最近でして。
前々回の記事で取り上げたチンクアンタのB-3もその流れでした。
⬆︎ 昨年、あまりに流行っているので気恥ずかしくなりカナダグース(ジャスパー)を手放したのですが、なんと6、7年使ったジャスパーが買った値段で売れました(笑)。
7年前くらいに日本向け商品としてジャスパーが5.8万円で発売されたのですが、今では10万を超える高額アウターに…。それでも買った値段で売れるんですから凄いですね。
売った時には清々したのですが、子どもとの公園やアウトドア、ちょっと近所の所用に羽織るのに便利だった事を手放した後に気がつきまして(笑)。
そこで、長年気になっていたブランドの商品を中古で手に入れる事にしました。
それが…
⬆︎ BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ)N-3 。
泣く子も黙る、東洋エンタープライズが手がけるガチンコ・アメカジ復刻ライン。『真のレプリカ』をテーマに撤退的な分析と研究の元に作成されてます。
で、ポイントはN-3Bじゃなくて、N-3ってところ(笑)。
因みに『B』は極寒地用を示すようで、N3ラインはジャケットと言うよりはコート仕様に割り振られたナンバーだそうです。
因みにN-2BはN-3と使用は同じですが、前者はエアフォースブルーが採用されているとのこと。
バズリクソンズに期待したのは、やはり『ラギット 感』。ある意味で粗野な、オトコのヘビーアウターが気分でした。
男も40年以上生きていればN-3B、M-51、MA-1、M-65等も着てきましたが、厳密な意味ではいずれも現行ブランドがその形状だけを取り入れた『~タイプ』と言えるものでした。
その意味で当N-3は素材・パーツ・フォルム・ディテール全てにおいてガチンコで再現してます。
本気過ぎる程に本気。もう、本気と書いてマジと読ます勢いです(笑)。
ポイントは1945年当時はどのフライトジャケットにも採用されていなかったラグランスリーブで機動性を担保しているところ。
⬆︎もっと細かいトコだと…スリーブ・リプが外だしで野暮ったい(笑)。
でも、なんか一周回ってええかんじ感あり。
⬆︎ ウエスト・ドローゴードが外だし。
この当時は『外に出しがち』たったんですね(笑)
⬆︎フード内ボアがシープ・ムートン採用で、カラーがブラウン。N-3Bはボディと同じセージグリーンで、アクリルボアが採用されてます。
この辺りの作り込みもスゴイ。
⬆︎あと、購入の最大の決め手がカラー。N-3は『オリーブ・ドラブ』と言う、セージグリーンよりは黄色味を感じる絶妙な色合い。
わたし、セージグリーンが似合わないんで、ベージュよりのカラーにハートを撃ち抜かれました。
んでもって、やっぱり欲しい『U.S AIR FORCE』のステンシル。
1945年当時の技術ではドライクリーニングですぐ取れてしまい、現存するオリジナルN-3ではステンシルを拝むのはまず無理とのこと。
昔はこう言うガチな証であるステンシルとか敬遠してた時期があるのですが、今時分、求めるラギット感には欲しいなと(笑)。
んでもって、着用感ですが…
『スーパーヘビィー(重いっ)!!』
着てみるとそうでもないのですが、小脇に持とうものなら投げ捨てたくなる程に重いのです(笑)。
しかし、アメカジとは『この不便さを含めて愛してこそ』。
人を選ぶアイテムだもんで、特に皆様にススメはしません(笑)。
でも、こういったラグジュアリー感ゼロのアウターをあえて綺麗目なコーデに持ってくると『洒落てるな〜』と思います。
そんな気分だもんで、わたしは大事に着て行こうと思います。
ま、殆どは息子と遊ぶ時用になりそうですが(笑)。
チヴェディアーモ(また、あいましょう!)