嗜好の変化

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おはようございます、すけしんです。今日もGENTSブログお読み頂きありがとうございます‼︎

 

トモクルーズ氏のBlogにもありましたが、パンツのトレンドに関しては私も感じるところがありまして・・・

 

ちょっと簡単にここ数年の変化を振り返ってみました、

 

 

時は2015AW、

(GTA: ANTI FIT)

それまでノープリーツ、細身一辺倒だったパンツに、クラシック回帰の流れが入り始め、プリーツ入りの提案が出始めました。

 

ちょっと記憶に100%の自信はありませんが、この時BEAMSではInternatinal Galleryの扱いでGTAだけが2プリーツ、サイドアジャスター付きを展開していました。『あ、なんか新しいな』と直感的に購入した記憶があります。

 

 

 

その後、その流れは徐久に強まっていき、2016AWにスーツを作る際、組下のパンツを1プリーツにしました。

(CANONICO: チョークストライプ)

 

 

更に同年2016AWにフランネルのパンツを作る際、1プリーツでは物足りなく、2プリーツ仕様にしています。

 

ただ、この頃でも、ベルトレスのサイドアジャスター付きは『ちょっとやり過ぎ』なディテールと感じていたことを記憶しています。

 

 

そしてその後2017AW、もはや2プリーツに迷いはなく、さらにはベルトレス、サイドアジャスター付きのパンツをオーダーしている自分がいました(笑)

(尾州産フランネル)

この仕様に至るにあたっては、自分の周りでベルトレス、サイドアジャスター付きをかなり早い段階から取り入れている方々の間で、この仕様がすこぶる評判が良かった点です。

 

 

実際自分自身、ベルトレス、サイドアジャスター付きのパンツを穿いてみて思うのは、

 

<ベルトを選ばなくて良いこと>

+ 当たり前の事で何を言っているのか!?と思われるかもしれませんが、パンツを穿いた時点でベルトと靴の組合せを考える工程がなくなり、忙しい朝にはコレが意外とラクなんです!

 

 

<微妙なサイズ調整が可能>

+ あまり本格的な調整機能ではないと思いますが、多少の調整ができる点は便利です!!

 

 

<思ったより奇抜なディテールではない>

+ いわゆる食わず嫌いといいますか、実際、今まではちょっとビジネスシーンでは・・・みたいな思いが正直ありましたが、普通のパンツとなんら変わりませんし、周りからも『〇〇さん、変わった仕様のパンツですね』みたいな事も一度もありません。(笑)

 

 

これから先、更にどのようなシルエットが提唱されていくのかは今週開催されているPittiを注目したいと思います。

 

トレンド的にはゆったり目に流れが来ているようですが、行き過ぎたゆったり感はあまりスタイルのよくない自分にとってはちょっと微妙です。

 

また、インポート物は大好きですが、ドレスパンツ1本で4諭吉が見えてきた価格の上昇は正直受け入れ難いです。

 

ディテールに実験的な試みや、毎回細かいサイズ調整ができることもあり、こういう状況下ではますますオーダー比率が増えていきそうです。

 

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