新宿 de 生地持込(先地)のオーダーシャツ体験記 〜前編〜

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昨日の東京は32℃。10月なのにこの気温はハッキリ言って異常だと思うトモ・クルーズです。

 

 

少し前、すけしん氏の『決定!この冬のマストバイ!』でもお伝えさせて頂いた様に、ワタシが狙っていたのがERRICO FORMICOLA / タッターソール タブカラーシャツでした。

 

 

 

 

取扱いはビームス に限られていた&シャツで2.7万円は厳しいものがあり、ダブルポイントのタイミングで買おうかなと思っていたら…まさかのマイサイズが完売と言う非常事態(笑)。

 

 

それでも『まぁ、いいやと』思ったのですが、今季狙いを定めたスタイルにはやはり茶系タッターソール が必要だと思いまして、仕立てる事にしました。

 

 

そこで立ちはだかったのが、普段シャツオーダーしているお店では『タッターソール生地がない』&『持込生地不可』であること。

 

 

この時点で再び諦めようかと思ったのですが…

 

 

「これは、もしかしてブログネタにもなるかな!?」と、涙ぐましいプラス思考に転じまして(笑)。

 

 

『オーダーシャツ、生地持込』でググったトコロ、東京23区内で唯一、私の予算内でヒットしたのが…

 

 

 

 

 

『Tailor Fukuoka(テーラー フクオカ)』。

 

 

ジェントナリティ(紳士的な、親切な、調整)を経営理念にされているとの事。

 

 

因みに、持込生地の事をテクニカルタームで『先地』と言うそうです。

 

 

問い合わせしたところ電話対応もとても丁寧で好感度が高い(笑)。

 

 

『昔はどこのテーラーでも生地は持ち込みが出来ましたが、現在では事故やトラブル回避のため受付を断っているテーラーさんがほとんど』とのこと。

 

 

なるほどぉ~。

 

 

 

それでも、問題となったのが『ブラウン格子柄の生地』。

 

 

 

 

 

ググっても、楽天でも、ユザワヤにも理想のモノが無い…

 

 

…と思っていたら、妹のアドバイスで生地切り売り業者を発見、幸運にもゲット出来ました。

 

 

 

 

 

 

⬆︎ エリコの生地とめちゃくちゃ近い(笑)。

 

 

テーラーフクオカのホームページには1.5巾で2.2メートル必要と記載があったので、生地を持っていざ、テーラーフクオカ・新宿店へ!

 

 

 

 

 

最寄駅は新宿の都庁前駅。凄い立地なんですが、このお店を目当てに来ないとまず見つからない場所にありました(笑)。

 

 

『こんにちわ〜』と入ると、直ぐにスタッフさんが爽やかに対応してくれました。

 

 

タッタソール柄なので、スタンダードに感じるボタンダウンで検討していること、イメージサンプルとして、最近お気に入りのボルゾネッラを持参し、フィット感含めた相談をさせていただきました。 

 

 

 

 

 

基本的にはカスタムオーダーになるとの事だったので、ショートボタンダウンの襟を8㎝に伸ばすことに(デフォルトより2㎝長いので、全然ショートではない(笑))。

 

 

あと、台襟の高さもデフォルト4㎝を3㎝に変更。

 

 

カフスは角落ち、前立ては3㎝、背面はセンタープリーツ。

 

 

 

 

 

あと、袖付けのシームを『巻き伏せ縫い(オプション)』にし、着心地の良さを担保した所がこだわりですかね(笑)。

 

 

このオプションで1,000円プラスなんですが、着心地は譲れないので採用としました。

 

 

 

 

 

生地持込でのオーダーシャツ・デフォルト(採寸、縫製込み)で価格8,000円。

 

 

既製品で無いものをオーダーシャツで作るなら、けして高くは無いと感じるのは私だけでしょうか?

 

 

出来上がりは1ヶ月後…はてさて、どんな感じに上がって来るでしょうか。

 

 

このお店はコート生地も反物で仕入れるとのこと。店内には素敵なハリスツイード生地も数点ありつつ、プライスも手頃だったので、 今後はコートも検討してみたいなと。

 

 

 

 

シャツが仕上がってないのでモノとしての真価は分かりませんが、新たなお店と出会えたのが何よりかなと。

 

 

結果オーライのご報告ができたら嬉しいなと思います  。とりあえず、シャツが出来上がったその頃にまた報告させて頂きますね。

 

 

 

チヴェディアーモ(また、あいましょう!)

 

 

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