英国から遥々やってきたカーディガンCOLHAY’S

BLOG

皆様ご無沙汰しておりますm(__)m

長らくブログをお休みしておりました、ナオキです。公私ともに色々あり、ようやくブログ復活することができました。これからまた月1になってしまいますが,頑張っていきますので,改めてよろしくお願いいたしますm(__)m

さて!早速ですが、今回皆さんにご紹介したいのが、英国はスコットランドのニットブランド

COLHAY’S

 

 

今季、満を持して英国から直輸入し,はるばる英国から我が日本までやってきてくれました!

 

ところでこのCOLHAY’S,あまり聞いたことがある人はいないかも知れませんが、実は私も知ったのは去年のこと。インスタグラムを見て知ったのがきっかけ。このCOLHAY’Sのインスタグラムの世界観がなんかかっこいいと言うか,自分の好きな世界観だったんです。それからというものの,去年からずっと欲しくて狙っていたのですが,今季現物を見ることなく,躊躇なく直輸入を決意しました!

 

まず,着てみた感想から。一言で言うと,分厚いニットなのに何故かトロけるような柔らかさを持つ不思議な感覚に囚われるニット,と言うのが感想です。

 

ちなみに,COLHAY’Sのブランドについて幸いにも日本語説明がなされているのでそちらをご参照ください。

 

さて,他のニットブランドからもショールカラーカーディガンのラインナップはあるのですが,昨年,私の好きなニットブランドのショールカラーカーディガンを探してみたのですが,ニットのリンキングが甘いものや,編み込みが甘いものが多く,また,結構ペラペラな薄いものも多く,その割にいい値段がする。なのに,着ていくうちに伸びてしまいそうな気がしてまうのと,保温性に疑問があったので見送ってしまっていたのです。

 

それに対して,このCOLHAY’S,日本語の説明にあるとおり,リンキングがしっかりしており,編み込みも目が詰まっていて,変に伸びることなく十分な保温性が期待出来そうだったのです。ボタンもイタリア性の水牛ボタンを使っていることも高級感があって,そんなさりげないディティールにも惹かれてしまいました。

隙間なくギュウギュウに詰まっていますよね!きちんと編み込まれている証拠ですね!!

 

次にニットのリンキング。

まずは,袖の身頃のリンキング。

次に脇の身頃のリンキング。

 

どちらもしっかりと手縫いで綺麗に行われています。これも隙間なく,綺麗に地の目を合わせて編み込ませていながらも着心地を保たせているのでさすがです。フルファッションのニットの最高峰を謳っているだけあって編み込みが綺麗です。高いニットブランドでもこの辺り雑なニットブランドも結構見かけるんですよね。。。

 

次に惹かれたのが水牛ボタン。

 

この辺,水牛に似せたプラスチッキーなボタンだったら悲しいですよね(泣)ボタンホールを撮り忘れましたが,ボタンホールの縫い合わせも綺麗なおかげか,ボタンの付け外しもとてもスムーズです。

 

また,何よりもピリング(毛玉)ができずらそうに感じたところが購入に至った大きな理由です。使われている糸は,TODD&DUNCAN社の高級なスーパーファインラムウール(超極細,平均的なラムウールが21〜24ミクロンに対し,COLHAY’Sのスーパーファインラムウールは18.5ミクロン)。そのラムウールをピリングを起きづらくするためには,羊毛の表面にあるある「スケール」と呼ばれるウロコ状の凹凸を取らなければならないのですが,そのためには羊毛の表面を削り取ってしまうため,膨らみが失われ硬くてドレープ性の無いものになってしまうのです。しかし,このCOLHAY’S,羊毛の表面を削らず,「スケール」だけを除去されているのが,見た目からしてなんとなく分かったのでピリング対策もばっちりだろうと判断したのです。毛玉ができてしまうとテンション下がりまくりますもんね。。。

ちょっと分かりづらいかも知れませんが,羊毛の表面がしっかり残って膨らみと柔らかさがしっかり残っております。

 

そして,このショールカラーの分厚さにも惹かれてしまいました。ここが結構ペラペラなのが多いんです。そのようなショールカラーはおそらくインナー使いを想定してのことだと思うのですが,却って安っぽく見えてしまうので,私の中ではNGでした。どうせなら,これくらい分厚い方が,THE!英国ニットブランドって感じで好きなんです。ちなみに,カーディガン全体では1.2kgだそうで,18.5ミクロンの細さの糸を使って1.2kgのカーディガンを作るって,それほど贅沢に糸を使っている証拠ですね。

 

 

比較するショールカラーがないので分かりづらいかも知れませんが,見て分かっていただけますでしょうか??ここまで厚いショールカラーのカーディガンはありそうでなかなかないんです。

 

何より,分厚いながらも綺麗にロールしたこのショールカラーはニットの編み込みがしっかりとなされているからこそなせる技だと思っております。

 

ショールカラーの厚みからのニット全体の厚みも相当なものです。

 

 

何センチか測れば良かったかも知れませんが,相当な厚みです。この厚みのあるニットが保温性を保ってくれているんですね。先ほども言いましたが,超極細の糸でここまでの厚みのあるニットを仕上げるって相当コストがかかっているんだと改めて実感します。

 

その他に気に入ったポイントといえばハンドウォーマーのパッチポケットが付いていること。これ意外とついていると便利なんです。グローブ入れてチラ見せさせたり,スマホ入れたり。ハンドウォーマーポケットって付いていそうで付いていないブランドが多いんですよね。付いていない方がシンプルといえばシンプルですが,私はこういうディティールには弱いタイプです。(笑)

 

大きさも程よく,手を入れたらすっぽり隠れる位です。ハンドウォーマーも手を抜かずにしっかりと編み込まれているのもさすがですね,願わくばちょっと個人的には瓢箪型だったりしたらもっと好きだったかもしれません。(笑)

 

では,こんな分厚いカーディガンではインナーに使えないかというと,スタイリッシュなコートには合わない気がしますが,ダッフルコートやPコートあたりの,ちょっとゆったりめのアウターのインナーには使えそうな気がしています。その代わり首元はかなりボリュームが出ることは覚悟の上ですが。(笑)

 

さて,今回,このCOLHAY’Sを購入するにあたり,絶対に買うと決めていたのが,オフホワイトのショールカラーカーディガン。なぜなら,手持ちのアイテムがブラウンやベージュが多いことや,デニムやネイビーとの相性がいいことからです。というかオフホワイトであれば合わない色がないですよね。(笑)

 

実際にコーディネートしたのがこちら。

 

私の大好きなベージュとブラウンのワントーンコーディネートです。オフホワイトなので,ビビットなホワイトと違い,ベージュとうまく馴染みます。ブラウンとの相性も最高です。

 

 

インナーにはベージュのタートルネックニットを持ってきたのですが,そのまま持ってくるとニットオンニットで工夫があまり無いと思い,中にベージュのシャツを一枚挟みました。この辺は好みが分かれてところだと思いますが,私的にはこんな変化球スタイルが好きです。

 

ちなみに,ボタンをフルで開けてラフに着るとこんな感じです。こんなアウターっぽい着方も結構好きだったりします。

 

どうですか?横からみたこのショールカラーのボリューム感!他のカーディガンではなかなか無いボリューム感ですよね。しかも綺麗に首に吸い付いている感じとか個人的には溜まりません。(笑)

 

ちょっと話が脱線しますが,この撮影をしたとき,結構寒い日だったのですが,このCOLHAY’Sのカーディガンを着てるとめちゃくちゃ暖かくて,真冬以外だったらアウター代わりで十分着られそうです!

 

では,もう一つコーディネートをしたので参考までに。

これは私のIGでもアップしたので知っている人は知っているかもしれませんね。デニムパンツにデニムシャツ合わせです。想像通りデニムとの相性は抜群です。

 

 

 

この日は休日だったのですが,敢えてタイドアップしてみました。ネッカチーフなんかを巻いてもいいかもですね。タイドアップとの相性も抜群だと思います。なかなか休日にタイドアップする機会は無いと思いますが,このショールカラーカーディガンを活かすためにタイドアップも一つの方法だと思いました。

 

ちょっと引きで撮るとこんな感じです。今回,リジットデニムで合わせましたが,ヴィンテージの色落ちデニムとの相性なんかも抜群だと思います。またタイドアップではなく,フランネルのチェックシャツなんかと合わせてもいいかもしれませんね。

 

ちょっとラギットな方向にも綺麗目な方向にも振れる万能なカーディガンだと思います。今後も色々なコーディネートに挑戦して,IGでアップをしていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

 

このCOLHAY’Sのニット,カーディガンだけでなく色々なニットを扱っております。興味が湧いた方はカーディガン以外のニットにも是非挑戦してみてください。厚みがあるのに何故か柔らかいという不思議な感覚にきっとハマると思います。

 

ではでは,長くなってしまいましたが,今回はこの辺で!!東京ジェンツのブログもボチボチ再開していきますので,今後とも東京ジェンツをよろしくお願いいたします!

 

今回もありがとうございました!!

 

   PDFファイルとして送信記事   

Sponsored Link